憲法九条と基本的人権条項の廃止。
国防軍設置、徴兵制、大政翼賛会、治安維持法を復活。 彼らは、被災地を見捨て、外交努力を放棄し、戦争を目指す。 彼ら自身は安全なところに身を置き、若者を戦場に向かわせる。 彼らが依存する軍需産業は、彼らの敵とも懇意の仲だ。 漁夫の利を狙う宗主資本の意図のまま、綾操り人形の悪代官。 奴隷的搾取の糧は、兵器で潤う多国籍資本に飲み込まれる。 彼らにとっての「防衛」は、他国にとっての「軍拡」であり、 戦争への呼び水にすぎない。 国々を巻き込む泥沼の大戦は、目の前に。 狭い島国に、60以上の原子力施設をかかえながら、何が抑止力になるのか。 自らに撤去不可能な地雷を埋め込み、急所を見せびらかし、何故、強がることができるのか。 彼らは完全に狂気の世界に入り込んでしまった。 満たされない大衆を洗脳し、生贄にしようとしている。 右に魅せられし者たちよ、目を覚まし、見てほしい。 虚構の右と左をつくりあげ、憎しみと不信の種をまき、 この美しい島国を、アジアの軍事基地、経済的植民地として 手中におさめようとする多国籍資本がいることを。 江戸時代、政を志す者が、なぜ、柳生新陰流を修めたのか。 殺人剣を否定し、活人剣を生み出した祖先の智慧を忘れてはならない。 斬らず、命を取らず、勝たず、負けざる、平和の剣。 立候補した者よ、相手の胸中に真っ直ぐに入り、 新たな和の道を開いてほしい。 今こそ我々は、地獄への道程を止める選択をしなくてはいけない。 「この島国の命を守るか。多国籍守銭奴を守るか」。 身近な人々に、投票所に足を運ぶことを、呼びかけよう。 どのような結果になろうが、今から先は、私たちすべてが 声を上げていかねばならない時代になる。 国際資本の闇は深く、未来はいつも可塑的で、不確定。 それでも、私たちは、何度も何度も、果てしなく選ばなくてはいけない。 刈られても刈られても、大地に延びゆく草の根のように。 私たち一人一人が目覚めていく。 そのきっかけになる節目としての、12.16。 すべては、未来の命を守るために。
by rupa-ajia
| 2012-12-11 21:25
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■ライター 近藤夏織子
(こんどう・なおこ) 医学書出版社の編集部に在籍後、フリー。10数年前より民俗学の分野を中心に、古老への聞き取りを進め、独自の視点で記録執筆を行う。ほか、伝統、食農、田舎暮らし、神話、アート、紀行、建築、科学、医学、…、etc. 中世・ルネサンス音楽のレッスンも承ります(リコーダーアンサンブル)。 http://amanakuni.net/rupa/index.html 各種お問い合わせは、直接ご連絡を ■連載記事・掲載誌の一部 ミニコミ誌『なまえのない新聞』 名前のある家 2000年~ 不定期掲載 『チルチンびと広場』web版 連載コラム担当 「7代先につなげたい、 先人の心」 http://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/senjin/ 『チルチンびと』 民俗学分野の原稿を企画執筆 『田舎暮らしの本』 など 以前の記事
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