7/12(日) 吉本有里コンサート ~陰陽和合と再生~

今日6月9日は、陰陽和合の日。旧暦5月17日。

週末から息子のお腹の調子がイマイチなまま、梅雨入り。 梅しょう番茶や葛湯など作ってあげながら、(梅雨もお腹の不調も、浄化なんだなあ)と、つくづく実感。
とにかく浄化が必要、とのイメージ。
大食いの息子は、お腹を浄化。
私の場合は、心と頭の浄化が必要です。
近頃、いろいろ考えすぎて、本来の私自身から随分、遠ざかっていたようです。
人の慮りやコントロールへの欲を超えた地平で、宇宙はきっと佳き道へと導いてくださる。
より大きな神の手、その全幅の信頼を忘れそうになっていた私。
いつものように、やってくる波を楽しもう。
 その心は、 「なんくるないさ~♪」
 そしてその鍵は、出会い。

無限の時空のなかで、出会うことができた者同士。
時間と空間を測ったかのように生まれた、貴重な一期一会。
その小さな交わりにこそ、大きな創造が隠されている。
 それこそが、陰陽和合の極意。

そこで今日は、こんがらがってきた頭を止めて、カラッポにしてみることに。
すると、我が家の家紋に関するイメージが、突然ふっと降りてきました。
先日、友人が見せてくれた「ある立体の回転体」。
それを【真上から見たもの】であることが、突如として判明。
なるほど~、「回転体を、真上から」。 いろいろイメージが湧いてきますが、さらに追求すると頭がいっぱいになりそうなので、一旦停止。  次の波待ちです☆

さて、陰陽和合の前置きが長くなってしまいましたが、 本題は、私の魂の姉、吉本有里さんのコンサートのお知らせです。
4月、「柳生さくら祭」が終わった後、京都の加茂にある、コーヒー豆屋さんの「凛」にて有里さんと再会したとき、「陰陽和合と再生」を共通のテーマとして、話が深まっていきました。
その日、有里さんが唄ってくれたのは、完成したばかりの「竜神」という曲。桜島の「ふるさと温泉」での神秘体験がきっかけになったという唄で、テーマは「陰陽和合と再生」。
その時、「凛」でいただいたパンフレットは、キトラ古墳の四神の解説文。
青龍、玄武、白虎、そして「朱雀」。

そこで、7月の有里さんのコンサートのテーマが即、決定しました。
そのまんま、「陰陽和合と再生」です。 (個人的にはプラス、手放すこと、「飛翔」も!)

太極の和合「X」を成すこと、そのプロセス。 そこから生まれる新たな世。
変容の時代、過渡期、ハザマのトキにこそ、心の内側を丁寧に見つめ直したい。
考えるのではなく、ただあるがままに見つめること。

有里さんのコンサートは、どんなときもシェアリングで、リトリートでした。
いつも節目のときに、来てくれるのです。
それは有里さんが初めてRupaに来てくれた8年前から変わりません。

今回、共演の方々も、素晴らしいミュージシャンばかり。
ピン!と来られた方は、ぜひ、ご参加くださいね。
「出会い」という陰陽和合を、楽しみにしています☆

以下、転載大歓迎~!
☆★*********************☆★
    7月12日(日)  ~陰陽和合と再生~
   吉本有里コンサート&瞑想&シェアリング

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あなたとわたしが異なる姿で地上に降り立って、新しい世を作りましょう
甘露の泉 湧き上がる 打ちよせる波 藍の風
男と女の異なる波動が ひとつに溶け合って 新しい世を迎えましょう♪  (新曲『竜神』より)

美しい大自然が陰陽和合によって生まれることは理解できても、身近な陰陽和合への歩み寄りに、とまどいを感じてしまう日常。 出会いも別れも、真実の道は一つ。
曼陀羅のように絡み合う心模様を丁寧に見つめ、シェアしませんか。
うまく話せなくてもいい、聖なるサークルに身を浸してみませんか。
大切な共通の友人の結婚披露宴の翌日、加茂に来てくれる有里さん。 内なる和合への道を見つめる、深いひととき。

※今回、柳生のRupaから笠置山を越え、加茂へ飛び立ちます。
 カモ(鴨)は、幸福・生まれ変わり・再生のシンボル。

◆会場 coffee豆 凛
 絶品の自家焙煎コーヒー豆屋さん。0774-76-3377
 JR関西線「加茂」駅西口前、ローソンの裏の白い建物。
 レトロで懐かしい感じのお部屋、2部屋&台所をお借りします。

◆プログラム
1:30 開 場
2:00 第一部:コンサート☆スタート
       ★共演:遊人(しの笛)
           MIROKU(森羅万象音楽家)
           山浦庸平(パーカッション)
 
4:30 第二部:瞑想・シェアリング゙
6:30      夕食交流会
    「凛」の自家焙煎コーヒー&「デルベア」のバウムクーヘン&Rupa玄米菜食つき
                    (要予約☆別途1300円)

※「凛」の自家焙煎コーヒー豆のこだわりは、すごいです!オリジナルブレンドも、いろいろありますので、店主のケイさんに、是非、いろいろ訊いてみてくださいね。

※デルベアのバウムクーヘンは、自然素材にこだわった手作り。自然なバウムクーヘンは、こんなにも美味しい!今回、無料でプチピースの試食ができることに☆  http://www.derbar.jp/

◆第一部
コンサート:当日2800円、ご予約2500円、小中学生無料 
◆第二部(完全ご予約制)
瞑想とシェアリングとコーヒー・バウムクーヘン付き玄米菜食の交流会
:大人1300円、小学生以下 800円、3歳以下無料

◆お問合せ&ご予約
  アジア食堂Rupa  0742-94-0804 rupa@kcn.jp
    http://rupa.exblog.jp/

◆吉本有里
長野県在住。2児の母、シンガーソングライター、バイオリン奏者、魂の目覚めのためのリトリートオーガナイザー。大学在学中より音楽活動。92年、カリフォルニアの大自然に囲まれたエルクバレーに移住、二児を自然出産。03年帰国。長野で古民家を借り、畑仕事・育児をしつつ、国内外でライヴ活動。05年から長野の自宅で2泊3日のリトリートをスタート。多様な人生経験にもとづいた語り、透明な歌声は、心をゆさぶり、光をもたらす。06年12月、自宅全焼。07年、再出発…。http://ainohanam.exblog.jp/

最後に、今回のコンサートで私がリクエストしている、 有里さん&誠さんの唄『祈りの始まり』の言葉を…。

 流れる水と戯れる 子どもたちと虹を旅する
 それが愛の始まり それが祈りの始まり
 
 木々の匂いをかく 畑に苗を植える
 それが命の始まり それが祈りの始まり

  宇宙とつながっている わたしの心
  輝く衣をまとい 舞い降りてきた あなたの光

 未来のわたしと共に生きる 過去のわたしと共に生きる
 それが愛の始まり それが祈りの始まり

  いつかまぶしい草原で 深く出逢ってゆく
 
  わたしと あなたの 清らかな心
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# by rupa-ajia | 2009-06-09 20:28 | イベント(ライヴ・ワーク等

有り難い日々

このところ、ブログ記事のアップを怠っておりまして、誠に申し訳ございませんでした。投稿頻度が下がっているときは、たいがいドタバタな日々を送っておりまして、ついつい…。今月は柳生内外で多くの出会いがあり、新たな仕事もスタートすることになりました。その関連で、先週は1年近くぶりに上京。ディープな友人たちと再会し、今年の動向を画策してきました(笑)。
教育ファーム推進事業」の近畿ブロック事務局の仕事を始めることになったのですが、これは今まさに個人的にもかかわっていきたいと思っていた方向性。本当に有り難いことです。

ところで先週土曜日は、奈良の有名ブログ「日々ほぼ好日」の鉄田さんたち「古社寺を歩こう会」の皆さまを柳生にご案内するという大役を務めさせていただきました。
(柳生の前が、大台ヶ原の記事というのも何だか嬉しい。大好きな大台ヶ原に、また行きたい!)

柳生でも一番の未熟者の私、古社寺の達人であられるツアー参加者の皆さま。いつも、地元色濃いベタなスポット、または不思議スポットをピックアップしてご案内することが多く、「まっとうな柳生観光ツアー」ガイドに関しては、まったくの未熟者。しかも、たいがいレアな説明に終始してしまいがちです。

しかし今回は、オーソドックスなポイントを漏らさないよう、前夜に年代などのカンニングペーパーを作成。地元の方にガイドをお願いできればいいのですが、「暮らしのことはわかるけど、歴史のことはわからん」と、皆さん、内弁慶を決め込んでしまわれます。「暮らし」を知っていることこそが、本当はスゴイんですが!
例えば、疱瘡地蔵は、現在の柳生では、8月の地蔵盆の場。それは地域の有志の方々によって丁寧に準備されている、とても心温まる時空なのです。(「柳生さくら祭」ではあるがままの強烈パワーを発揮されるので、来春こそは、生活文化のガイド役を、絶対にお願いしますから!)

そして今回も、柳生二蓋笠会の会長様をはじめ、いつもの皆様に大変お世話になりました。誠に誠に、ありがとうございます!「日々ほぼ好日」5月26日の記事中、柳生新陰流の稽古形の2枚目の写真は、「中段十一勢法」の七本目。相手の手元に入り込み素手で太刀を制する、石舟斎さまが大成された「無刀取り」に通じるものです。こういうポイントとなる瞬間をきっちり撮影されているところが、鉄田さんならでは。

それにしても、鉄田さんと、そのご縁で集まられた方々は、皆様、本当にご親切でご丁寧な方々ばかり。そそっかしい私をサポートしてくださって、とても助けられました。未熟なガイドですのに、にこやかに受け入れてくださって、感謝でいっぱいです(案の定、午後からは、保育園から帰ってきた息子まで乱入)。
訪れてくださる皆様の温かなお心と眼差しは、地域を元気にしてくれます。鉄田さんの果たされているお役目の大きさを実感し、大きな学びになったツアーでした。

ところでその日、夕方からは、カナダの観光・旅行専門チャンネルの取材陣も、ご案内。またしても柳生二蓋笠会の皆様のご指導・ご協力で、けっこう遅い時間まで柳生をウロウロしていました。
天石立神社には、いつも午前中に行くことが多いのですが、今回は夕暮れ時にお参り。

沈む夕日の光が、ちょうど岩戸に差し、なんとも神秘的な光景でした。石舟斎さまは、戸岩谷に何日も籠もられて鍛錬されたのでしょうか。日が昇り、日が沈む。一日の締めくくりを告げる鳥たちのさえずり。刻々と変わる自然の光景に、圧倒された一日でもありました。

自転車に乗っているといつも「おー、今日も元気にやっとるなー」てな感じで微笑んでくださる地元の方々ですが、私が友人たちと一緒にいると、いつもちょっと緊張気味の表情をされます。それが今回は、「20人以上の方々+テレビ取材陣」も一緒とあって、「ぎょぎょっ」というリアクション。しかも夕方からは、袴姿の方々と一緒にいたかと思うと(これはよくあるパターンかも)、海外の方々と一緒にいたり(よく考えると、これも何度かあったかな)、静かな山里に、またしても何ともユニークな空気を放散。しかし、そのパターンにも慣れっこになってしまわれたのか、最後にはカナダの方々と同乗していた車を停めて、「こんどーさん、コレ、持っていきや~!」と、車内に堀りたてのタケノコを差し入れてくださったり。「ありがとーございます!こちらカナダの方々。柳生ってスゴイって、喜んでくださってますよ!さすが、皆さんの故郷~」と言うと、ニッコリ。

今後は、こういう普段着姿(作業着姿)の地域の方々との交流を深め、地域の方々から何かを学んで帰ってくださるような、ちょっとした仕掛けもこしらえねば。鉄田さん、鉄田さんをご紹介くださった吉田さん、ご参加いただいた皆様すべてに感謝でいっぱいの一日でした。ありがとうございました!
これからも、柳生と大和高原を、どうぞ宜しくお願い申しあげます。

翌日の「かげろう座」では、お昼にはパンとカルツォーネが完売し、あとは古民家ライヴを楽しんだり、吉野川の川原で息子の散歩(かけっこ)を見守ったりして、のんびり過ごしました。不思議な出会い・再会が、店番をしていた午前中に集中。
これも、柳生の守護神、「かげろう」がシンボルである女神、マリシテン様の引き合わせなのでしょうか。
重ね重ね、本当に有り難いことです。

 さて今晩中に、原稿をば。。
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# by rupa-ajia | 2009-05-26 10:50 | イベント(ライヴ・ワーク等

「柳生の里まるごと体験」ツアー参加者募集♪

f0018942_1954511.jpg 奈良県下各地の動向を、丹念に情報発信されていらっしゃる著名なブログ「日々ほぼ好日」。
 そのブロガーであるtetsuda_nさんが、「古社寺を歩こう会」の活動として、来たる5/23(土)に「柳生の里まるごと体験」というツアーを企画してくださいました。詳細は、こちらをご覧くださいませ。
とっても素敵なお写真で、柳生をご紹介してくださっています。
 今回は正木坂道場での柳生新陰流の演武や質疑応答タイムをお願いしてあります(時間が許せば、ご希望の方にはプチ体験も)。柳生らしさを身近に感じていただけると幸いです。是非、お気軽にご応募くださいませ。

 奈良の歴史や名所に関するハイレベルな知識をおもちのtetsuda_nさんは、奈良の観光大使的なお方。心温まる文章、詳細な情報。そんな皆さまを、私ごとき未熟者がご案内するのは本当にお恥ずかしい限りです。
 でも、今年は大和高原に注目してくださっているとのこと、頑張らねば~。
 (以下、「日々ほぼ好日」さんのブログより)
【第3回 古社寺を歩こう会のご案内】
1.日時
5/23(土) 8:00 近鉄奈良駅前集合(JR奈良駅集合も可)
帰りは柳生を16時前に出て、16:40頃、近鉄奈良駅に帰着

2.訪問地
午前中は「正木坂道場」で柳生新陰流の演武とお話「柳生新陰流:平和の剣について」(柳生二蓋笠会の池之側浩氏にご披露いただく予定)。そして橋本住職とともに「芳徳寺」の見学。
午後は「柳生藩家老屋敷」「柳生陣屋跡」「疱瘡(ほうそう)地蔵・徳政碑」「天石立(あまのいわだて)神社・一刀石」などをガイドさんとともに見学します。

3.昼食
アジア食堂「Rupa(ルパ)」(奈良市柳生町348-1 柳生陣屋跡西側 0742-94-0804)で。
ご飯は無農薬・無化学肥料のコシヒカリ玄米です。

4.人数
全20人程度。従来のメンバーが約10人参加する予定ですので、新規募集は約10人を上限とさせていただきます。

5.参加費用
お1人あたり、3500円以内(すべて実費です。昼食代込み)。
子供さんも同じです。なお路線バスの料金は、別途お支払い下さい。

6.募集期間
09年4月23日(木)~5月11日(月)
募集人数に達しますと、その時点で締め切ります。(「日々ほぼ好日」さんのサイトでお知らせします。)

6.お申し込み方法
参加申し込み専用のアドレスにて。募集終了後は消去いたしますので、ご注意下さい。
tetsuda-yagyu@goo.jp

「古社寺を歩こう会に、参加資格はありません。私と面識のある方もない方も、遠方の方もお近くの方も、お気軽にお申し込み下さい。私としては、「奈良には見るとこ(所)ないねん」とボヤいている県内出身・在住者の方にこそ、県内の良いところ(国のまほろば)を知っていただきたいという思いです。ご質問等は遠慮なく、この記事のコメント欄や、上記アドレスまでお寄せ下さい」(tetsuda_nさん)。
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# by rupa-ajia | 2009-04-23 19:04 | イベント(ライヴ・ワーク等

柳生の里は、酵母も元気!

近頃、天然酵母パンが好評で、出店時、朝にご購入くださって、「食べてみて美味しかったから」と、再度、ご購入してくださる方々がけっこういらっしゃいます。 これは、パンづくりの腕が上がったというよりも、柳生で酵母が元気に育ってくれていることの証
【柳生の味】に対して「ほんもののパンや」とお声がけくださることが有難いのです。

地元の山で採った野イバラの実や山ブドウから1ヶ月以上かけて酵母を仕込み、冬は薪ストーヴのそば、暑い日は北側の部屋に置いて3日間、じっくり発酵。同サイズの市販のパンと比較して、3倍以上の小麦(北海道産小麦・自家産自家製粉全粒粉小麦)を使用。f0018942_21325561.jpgフランスパンのような固さではなく、じんわり、もっちりとした食感です。スライスしてトースターやフライパンで軽くトーストしていただくのがおすすめ。酵母の風味が引き立って、旨味が格段に増します

あと、型を使った玄米ゴマパン(2/3が北海道産小麦&無農薬・無化学肥料の自家製粉全粒粉小麦で、1/3が無農薬・無化学肥料の玄米粉)も!
正直、これほどまでに、もっちり、じんわりしたパンは、食べたことがないかも。
弾力と伸び。「もちもち」というより、「もっちり」との表現がふさわしい(この小さな「」が入っているのがポイント)。噛めば噛むほど、じんわり~、美味~(自画自賛でスイマセン)。

恐るべし、柳生の酵母!
酵母が丈夫で呼吸が盛んなためか、袋に入れておくと、袋内の酸素が減少して、何日おいてもカビがきません。本来、パンは保存食としての役割もあったようですね。生きているから腐らない。
酵母さん、ありがとう!

それと、Rupaのカルツォーネも根強い人気で、多めにつくっても、最近はいち早く完売してしまいます。出店先では使用素材をすべて明記しているのですが、その場で食べた後も、「何が入っているの!?」と、再確認しに来てくださる方が続出。その時々によって、けっこう使用素材が変わってくるのですが、今の季節の標準的な素材を2パターン、ご紹介させて頂きます。使用している香辛料やハーブは数種類、組み合わせていますが、ごく少量なので、お子様でも大丈夫です。

●Rupaのカルツォーネ(国産小麦のピザ生地で、創作ベジ料理を包み焼き)
春のタンポポ カルツォーネ
生地:タンポポの花びら(1個につき4~5本分の花)、国産小麦、実家産・自家製粉粗挽き全粒粉小麦(無農薬・無化学肥料)、野イバラの実の酵母
具:自家産カボチャ(ストーヴのそばで越冬)、サツマイモ、各種スパイス(シナモンなど、5種類ほど)、クルミ、レーズン数種、ヒヨコ豆、圧搾ナタネ油(よつば)、有機豆乳、ユズ皮、自然塩、メープルシロップ

南米風カルツォーネ
生地:国産小麦、トウモロコシ粉、セモリナ粉、コーングリッツ、天然酵母(生地に、パルメザンチーズをおろして入れることもあります)
具:ウズラ豆、玉ネギ、人参、ニンニク、ショウガ、エリンギ、キクイモ、トマト、米酢、黒糖、セロリ、各種スパイス、マカロニ、自然塩

(写真は「クルミ&レーズン」のパンの成形中。生地の上にシナモンをまぶして、ぎっしり具を敷き詰めて練り込みます。生地中のブツブツは、粗挽き全粒粉小麦)
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# by rupa-ajia | 2009-04-23 18:13

深き淵より、いと高き処へ ~御子の誕生

 4月22日はアースデイ。和合の日。昨日22日は、いろんな用事が一段落したので、4月の「柳生さくら祭」でいただいたテーマ「陰陽和合・飛翔」に意識を合わせて、数字のイメージでちょっと遊んでみましたf0018942_13261686.jpg
 手元には、「17」と印刷されたシールが48枚。
 4月26日に「アースデイ@はまでらこうえん」に出店させて頂くことになったのですが、総出店数「108」のうち、Rupaの出店番号は「17」番。で、Rupaのあらゆる荷物に、この「17」の数字を貼り付けることになったのです。 アースデイ会場の浜寺公園は、堺市。108という、この世を象徴する会場に、「境・境界」から立ち上るエネルギーが渦巻きそうですね。
 境界に祀られるサイの神は、ムラを守護する道祖神。道祖神の多くは、夫婦神、つまり陰陽和合の象徴。境界は、異なるものが和合するゼロポイントであり、陰陽和合は新たな再生のエネルギーが生まれる処。
 浜寺公園の「浜」。浜は、海と陸の境界であり、神の寄り付く座でもあります。4月22日、4+22=26。半年前の10月26日は「みやと祭」。奈良県庁の中庭にある八角形の泉の前で開催されました。みやと=マイトレーヤ。創始の26。

 次なる焦点は、5月17日に開催される、古神道数霊研究家・整体師の深田剛史さんたちの講演会。『数霊に秘められた宇宙の叡智 in 奈良 ~聖徳太子と日本の夜明け~』
 少し前、知人のブログで「四天王」が話題になっていました。それで5月17日の出店のお声がけを頂いたのですが、この「四天王」から、3年前の箱根での四方位のウガンや、大和高原の「山の神」神事を思い出していました(下写真撮影:小山公久)。
f0018942_13265181.jpg
この神事は、1月7日に、山の神の聖地で、竹や木でつくった御幣や棒を4本、正方形につきさして大地に立てる祈りの儀式。正方形の中央には、他の4本よりも高い棒を立てて、頂点にミカンを刺します。この5本の棒を大地に立てる作業を「クラタテ」と呼ぶのですが、これぞまさに、陰陽和合のエネルギーを中心に生み出す作業。クラは、神座の座、神の座す処。中央の棒が他4本よりも高いということは、そこが中心の座(クラ)であり、「飛翔・上昇」を意味しています。ミカンは太陽。
天地をつなぐ通路の扉を開け、クラに新たなエネルギーを降ろすのですね。ピラミッド。

 この四方位、つまり四天王(須弥山や須弥壇)の作業の中で重要なのは、中心に立てる、天と地をつなぐライン、柱、光の道です。これこそが陰陽和合の象徴。多様な表現ができますね。例えば火と水、男性性と女性性、北と南、東と西、右と左、天と地、過去と未来…。
 降りてきたイメージは、まずは下向きの【】です。
 天とつながるためには、まず地を目指さねばならない。
 大地としっかりつながったら、天ともつながることができる。
 方角に変換して表現するなら、南北のラインをつなぐには、【北から南へ】降りる必要があるということ。
 十二支で言うなら、北は子、南は午。北は北極星の象徴、中心点であり、そこは新たな生命(太子、御子)が生まれる要となります。
 でもその母体は、南(午)。馬小屋で御子が生まれたり、馬に稚児が乗せられたり…、それはおめでたい陰陽和合を象徴しているのかもしれませんね。
 さて5月17日は、滋賀の高島で「風人の祭」も開催。今回、ワタルは滋賀の高島に亘って「風人の祭」に参加し、私は奈良の「数霊」に参加(先に北の「風人の祭」に誘われていたので)。ところが反対に、滋賀の「土鍋カフェのやっちゃん」は、17日は奈良の「数霊」に参加(何故かワタルはやっちゃん達の引っ越しを2回、手伝ったことが)。つまり男性陣が動くことによって、南北のクロスが生じます。

 近江の高島と言えば、奈良の長谷寺とのご縁が深い。 高島の三尾という地に流れ着いたご神木が、めぐり巡って大和の長谷に辿りつき、十一面観音に彫り上げられて、長谷寺の御本尊となりました。その十一面観音が造られたのは、長谷寺の向かいの天神山の「三燈の嶺」。三つの灯火が輝いたのを見た徳道上人が、そこで彫られたといいます。三つの火といえば、沖縄ではヒヌカン(火の神)のイメージ。長谷寺は、毎年「だだおし」という火祭りがあるそうです(修二会の最後の火祭りですね)。西国三十三観音霊場第八番札所。

 方や、近江の琵琶湖は水の神。高島にも長谷寺があり、十一面観音がおられます。近江西国三十三霊場第七番札所。奈良時代、奈良の長谷寺の十一面観音と同じ木から彫られた御本尊(総本山は奈良)。

 北と南に分割されたご神木が、それぞれ観音さまに。
水・北(近江の7番、長谷寺)の十一面観音さま。火・南(大和の8番、長谷寺)の十一面観音さま。
南北・陰陽和合すれば、 1   1
                  ※
                1   1
クラタテ神事の4本の棒が建ちます。その心は22。
陰陽和合の中心点の扉が開き、飛翔することによって、新たな生命が再生される時空。
この22で気になる流れが、5月17日に王寺駅北口の東館5階にて開催されるイベント。
5+17=22。 地の5、天の北極星1・北斗七星7。

 この王寺駅は、実は私の実家の最寄り駅。ここでようやく、聖徳太子の登場です。
 聖徳太子のエピソードの中でも、かねてより私が気になっていたのは、王寺町の達磨寺の創始伝説「片岡伝説」でした。

 聖徳太子こと厩戸皇子が片岡の山を通りかかったところ、飢えて瀕死の異人に出会い、食物と自分の衣服とを与えた。翌日、様子を見に行かせると、すでに息絶えていたので、丁重に葬った。しばらくして墓の様子を見に行かせると、死体は消えており、衣服だけがたたまれて、棺の上に置かれていた。これを知った里人は、「あの異人は達磨禅師の生まれ変わりに相違ない」と言い、聖徳太子が自ら刻んだ達磨像を祀ったのが達磨寺の始まり。

 何故、片岡伝説が気になっていたかというと、私の実家の住所が、片岡にちなんで名づけられた処だから(番地を足すと22)。 この片岡伝説の意味ですが、私にとっては、これも陰陽和合。しかも究極の陰陽である、生死の和合。死と再生。
 死体が消えているという点は、キリストの復活そのもののイメージですが、このとき聖徳太子は、生死を統合された、究極の陰陽和合を果たされたのだと感じています。ちなみに達磨は、イエスの十二使徒のトマスだったという説もあり、アラム語では「双子」という意味。
 さらに片岡の「」は、【二にして一なるXの一方。すなわち、二つの構成要素からなる全体のうちの一方を指す】ときに使われる言葉だそうです。

「片岡・達磨」という言葉を通して、もう一人の自分に出会い、衣食を与えることで、生死を超えて和合を成し遂げたことを意味しているのかもしれません。陰陽和合・次元上昇を成すためには、もう一人の自分と出会うだけではダメなのです。
【私を手放す】ことで、成し遂げられるのです。

 ところで達磨寺の近くには、片岡神社(聖徳太子の叔母、片岡姫の創始。片岡姫は、太子のウナリ神:沖縄風に解釈すれば)、放光寺などが集まっています。ここからさらに、私の個人的な課題に突入するのですが、片岡伝説に登場する「片岡の山」の片割れ、ペアが、我が故郷に思えてくるのです。ミクロとマクロはパラレルにつながっているので、一人一人の神話は常に「今、ここ」に、創生されているのでしょう。
「岡」を、「陸(おか)」とするなら、海に対する「岸」につながります。
 片岡伝説の 片岡(天)と、故郷(地)。ペアとなる両岸、彼岸と此岸。
 堺を流れる三途の川(葛下川)。織り姫と彦星。天の川。

 思えば、自分の故郷を見て見ぬふりしてきたかもしれない私がいます。新規開発されたニュータウン。3歳で引っ越してきたときは、周囲は山と田畑ばかりだったのが、今はすっかり開発しつくされました。
 しかしよく考えると、身近な自然の中で遊びまわった幼い頃の思い出は、私の一生の宝物。一面に広がるクローバー畑で根っころがって、花輪をつくったり、四葉のクローバーをどっさり見つけてとったものです。クローバーの葉のひんやりとした心地よい感触。今もありありと思い出すことができます。庭で飼っていたチャボのことや、ザリガニや亀釣りに行った池や川のこと。
 まぎれもない、私の大切な故郷。大切な人々に育てられた、私の故郷なのです。この地がなくては、今の私は存在していなかったでしょう。今もコンクリの下には、母なる大地の呼吸が息づいているのです。
 我が故郷の町のシンボルは【ペガサス】。
 南・午・地から、再び天へと飛翔できるでしょうか。

 北の11・七番、南の11面観音・八番。陰陽和合22が成され、九へ飛翔。
 法隆寺の百済観音・救世観音・弥勒菩薩。七転び八起きの達磨さま。
 天から地へと転がり落ちて、再び地から天へと起き上がる。そこに立ち上るミロクの光。

 さて柳生と、八角形の噴水がある奈良県庁は、国道369号でつながっています。柳生と言えば、平和の剣、柳生新陰流。創始の柳生一族は、江戸徳川家の【御指南役】。
 王とは、天地(北南)をつなぐ者。天(北)を目指すには、まず地(南)を指し示す必要があったのです。南・イザナミのエネルギーとつながることこそが、北・イザナギとつながるための、大いなる守護。それは、内なる自分自身の深みに降りてから、自らの高みへと上る作業。

 私は、牡牛座の満月の日、大阪府八尾市の八尾市民病院で生まれました。曽我一族と物部一族が、神仏をかかげて戦った、一大激戦地跡とされている場所。病院の前は、物部守屋の墓、すぐそばには聖徳太子ゆかりの大聖勝軍寺。病院の敷地には、巨大なイワクラと皇族お手植えのヒマラヤスギがありました。この出生のためか、異なるエネルギーがぶつかりあう、その境界、ハザマに立たされる機会が、常々、巡ってきます。
 境界こそ、陰陽和合の聖地。で、陰陽和合のお手伝いをしようとして、いつも七転び八起き。今年の誕生日も、きっと七転び八起きでしょう!
そして、陽はまた上る。

 さクラの花びらが舞い散ったなら
 ワタシを手放し、すべてを手放して、羽ばたけばいい
 迷わず、羽ばたけばいい
 極北の太子、頂点への帰還
    生まれ出よ、新たな生命

 ククリガミ 白羽広げし 8ツカのツルギ

  クロス

   日月出づる処へ
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# by rupa-ajia | 2009-04-23 13:12 | 外部イベント参加・出店

本音

このささやかなブログにお目通し頂いている皆さま、いつも本当にありがとうございます。
皆さまなら、わかって頂けると思うのです。
柳生での主役は、柳生の地元の方々であることを。
そして、「柳生さくら祭」は、訪れてくださる方々も、共に主体的にかかわることができる機会であることも。
新規イベントで、地域の20以上の団体が協力しているケースは、そう多くはありません。何よりも、幅広い世代の地域住民が共に集うことを目的に(楽しみに)、お金がない分、人海戦術でキリモリし、文字通り住民が主役となって運営しているのです。

今日は、奈良市内中心地の某所にて、「柳生さくら祭」のプレゼンを3分間だけさせて頂きました。が、質疑応答の時間に、またしても某研究機関の、今度は別な教員のお方から、一方的に無理解なるお言葉を頂きました。「柳生さくら祭」に対する「有名人に依存しないように。住民が主役にならないとダメ」との度々のご公言で、場内に失笑を広げてくださいました。釈明の時間はありませんでした。その言葉を聞いた刹那、(世話になっている柳生に、迷惑をかけてしまった。また柳生が誤解されてしまう)という思いで、頭の中が真っ白。

リアルに「柳生さくら祭」を知る方々にとっては、絶句のコメントです。
千葉さんも甲野先生も、地元の発案でお呼びしたのではありません。無償で来て頂けるというご厚意を、受けさせて頂くかどうか、お言葉に甘えてもいいのかどうか、かなり迷った挙げ句の選択でした。それでも、「春の柳生地区文化祭」というスタンスは変わることはありませんでした。その「文化祭」に、イチ柳生ファンとして千葉さんも参加してくださり、柳生の「人と人の絆、自然」を評価してくださったことが、ただただ嬉しく、身内のように感じることができたのです。実際にお会いしてみると、とても礼儀正しく、謙虚な方でした。
「助成が実現した暁には、甲野先生にお声がけを」との企画は、あくまでも古武術の部門であって、祭り全体の目玉ではありません。しかも今までに2度、来柳してくださっていて、柳生を気に入ってくださっている。柳生の人たちは、一度生まれた絆を、延々、大切にしていく気性なのです。
人に何かを伝えるのは、本当に難しい。地域の方々のことを思って、一生懸命にプレゼン準備をしていただけに、とても申し訳ない思いでいっぱいです。

これから地域活性化にかかわる学問を目指されている、若い皆さまへ。
地域の方々から何かを学ぶには、何よりも謙虚さ、地域の方々への敬意が一番です。そこのあたりを誤解されている指導者が少なくありません。彼らが「フィールド」から立ち去った後、当の「フィールド」でどのように批評されているか、何もわかっちゃいないのです。人に迷惑をかけてはいけません。まずは今、お住いの地域をフィールドにされるのは如何でしょうか。

ストレス発散を続けてしまうことを、お許しください。
昨年度の「調査・観察」の報告書ですが、随所にちらばる誤解の数々。「調査・観察」方法も含めて、不服の旨が出ています。何故、先方チェックをせずに印刷にまわされたのでしょうか。調査団に言わせれば、柳生には飲食店は三軒しかないそうです。そもそも何故、「調査・観察」されねばならないのですか。「執筆陣に地元の方を一人でもいいので入れて頂きたい」と、必死でお願いしました。しかし「客観性が失われるから」という理由で、却下されました。疎まれるのを承知で、本音でお願いしたのですが…(ああ、我が母校が懐かしい。今はどうだか知らないけれど、当時は官僚的な空気に支配されていない、人間くさい教員がほとんどでした)。
とにかく、これからも永遠に地域を守り、継承していく地元の方々を、もっと尊重してください。人知れず、まったく目立つことなく、地域貢献につながる暮らしを普通に送る人々。宮本常一氏の姿勢を参考にしてください。

柳生をはじめとする大和高原には、無数の「名もなき創造者たち」がおられます。
まずは、その方々から学んでください。

「柳生のことは、いつも知識人や小説家ばかりが、作品や文章にしてきた。でもムラのほんまのことは、さほど書かれてない。口では『わかる、わかる』と言うけど、肝心なところは…。柳生は利用されやすいんや。そんなん嫌やねん。ねーちゃん、あんた、ほんまのことを書いてぇや」。このようなことを、何度か言われたことがあります(口には決して出しませんが、地元の方々は、相手が本当に理解しているかどうか、敏感に嗅ぎ取る嗅覚をお持ちです)。でも私自身は、まだ自分には表現できる資格がないと思っています。

山間に暮らす人々の多くは、外に対する発言権を剥奪されているか、放棄しているか、とにかく弱い立場です。
その一方で、知識階級の方々の言葉は、ご当人はわかっておられないようですが、想像以上の影響を及ぼしています。とある村に講演に来られた、件の研究機関の某教員が発した何気ない公言で、某集落の地域活性化がストップし、後退してしまったことがあります。某集落で地域のために長年尽力されてきた方から、無念の思いを打ち明けられて、どんなに残念で悲しい気持ちになったことでしょう。壊すのは一瞬でも、取り戻すのは無限の時間が必要なこともある。そのことを、わかっていただきたいのです。あなたたちはすぐに忘れても、地域は忘れていません。

語っていただくべき方に、語っていただくことができるような、そんな気風を取り戻すお手伝いをしたい。
私たちがもつべきものは、何よりも聞く耳なのです。


追記:柳生に戻ってすぐ、出張中の「さくら祭」某実行委員から電話が。「プレゼン、どうやった?なおちゃん」。悲報を告げる私を、慰めてくださいました。。もう、しゃーない!開き直って、また柳生らしく楽しんでいこう~。この楽観性こそ、地域から学んだこと…。
皆さま、愚痴ばかりならべて、本当に申し訳ございませんでしたm(__)m

追々記:今年の「柳生さくら祭」は、さらに質素倹約を強化したお陰で、地域の方々のお志からなる予算に、ほんの少しだけ余りが出ました(いつも赤字なのに)♪ 毎年、備品とかほんとんど個人購入だけど。毎年、チラシ&ポスター印刷は個人宅に転がり込んでプリンターをフル稼働しているけれど☆ 
初・余剰金は、桜の苗木購入&来年への資金に充てさせていただきま~す!
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# by rupa-ajia | 2009-04-18 19:18 | 大和高原(地元ネタ)

飛翔

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「柳生さくら祭」にお越し頂きました皆さま、お心を寄せていただきました皆さま、本当に本当に、ありがとうございました。皆さまのおかげで、無事、大盛況の下、祭りを終えることができました。
2日間の祭りが終わった翌日、桜の花びらが一斉に舞い散り、本格的な春のエネルギーを、里中に広げてくれました。いっぱいいっぱい遊んで、満足げに、思い残すことなく、あまりにも美しく。
祭りのご報告を、と思うのですが…、何から書けばいいんでしょう。
あまりにも多様な要素に満ちていたので、どう書いていいのかわからないというのが正直なところです(またしても、祭りの後、いろいろ用事が入ってきていたりで…)。

・・・
亡きA先生の追悼から始まったお祭り。
 先生、見ててくれはったですよね、本当に、ありがとうございます。

うちの息子は、A先生や、私の兄の話題になると、決まって「鳥になって、天国から帰ってきはるんやで」と言います。保育園の先生から教えてもらったのかな。
祭りの時期だけ、決まって現れるカミ芝居の台の「夫婦鶴」の絵を見ながら、今年はより一層、先生の帰還を感じていました(前回の日記参照:ちなみに祭りの前日は、天皇陛下御成婚50周年記念日。記念切手シートの夫婦鶴のデザインが、カミ芝居の絵とほぼ同じ)。
そして祭り当日の朝。舞台設営担当の新也さんが、俄然、やる気になって、「祭りと同時進行で、リアルタイムに舞台を創っていくことにした」と、言い出しました。
設営準備の日に、骨組みだけ仕上げた舞台。祭り前日になって、あるイメージが降りてきたそうなのです。
  それは、火の鳥。
舞台にせっせと竹を組み、徐々に背景に巨大な鳥を出現させていきます。
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その鳥が生まれつつあるとき。
私はと言えば、走馬燈のような怒濤の状況。めくるめく、いろんな方々へのメッセンジャーになったり、配達人になったり、挨拶に会釈に語らいに…。歩く先々に待ち受ける、いろんな出会いや出来事。常に何件かの要件を思い浮かべながら歩いているのですが、目的地に着いた途端、別な目的が待っていてくれて、リレー式・芋ヅル式な行動をとっていたのでありました。

目の前の光景は、夢のよう。
普段、なかなか集合する機会のない「やまんと」連中と各方面からの友人達が一緒に笑い、地元のおっちゃん・おばちゃん・おじいちゃん・おばあちゃん・子どもたちが歩きまわり、いろんな親子連れがそぞろに行き交います。ハッピ姿、着物姿、和服姿、袴の稽古着、ヨロイ兜、ドレス姿、作業着、作務衣、野良着、消防団の制服、背広姿、せんとくん・まんとくん、ヒッピーファッション、ピエロ…、とにかくいろんな装束の人達が、さざ波のように、寄せては返し。
この出来事が、遠い町ではなく、過疎地でもある地元で起こっていて、いつもの顔ぶれがキリモリしているということが、とんでもなく奇跡的に思えるのです。静かな静かな山里の、生活のただ中で。

私にとっては、一人一人がお宝のような方々。
一人一人をつかまえて、「この人は、こんなにもスゴイんだよー! こんな智恵をもっていて、こんなコトもできるんだよー!」と、すべての人にPRしたいほど。こんなにも多様な人達が、この桜吹雪舞う山里に集えたこと、これはまさに奇跡としか言いようがありません。

私の希望は、「いろんな方々にこの曼陀羅のような景色のなかへと、飛び込んでいってもらいたい」ということ。町のライヴハウスと違って、すぐには入り込みにくように思えてしまう山里。
でも、「柳生さくら祭」なら、できるのです。
PA担当の方、毎年出演してくれる人達に向けて、「おかえり~~」というおばちゃん・おばあちゃん☆ 「ただいま~~」と返す、いろんな衣装の人たち。

まあ、ちょっと一風変わったお祭りです。
出店ブースというより、たまり場や宴会場のような感じだし、あまりにも元気いっぱいの古老たちだし、見慣れない稽古着を着ておられる一団だし、エスニックな衣装で飛んでる連中だし…。
気にしない、気にしない、笑顔が最高の共通語。
飛び込みにくかったら、「Rupaから聞いた」といって、一歩だけ、片足だけでも入れちゃってください☆

ただ気持ちよく身体を揺らすだけでもいい、走り回る子どもたちの頭を撫でてあげるだけでもいい。いろんな角度からステージを眺めるもよし。北側の芝生エリアで寝っ転がるもよし。底抜けの気持ちよさ、理由なき楽観さ。
私は、いつもそんな気持ちで、ニンマリしながらこの里を自転車で走っているんですよ。
とにかく私が、この地に移り住むことによって体験できた奇跡を、なるべく多くの方々に味わっていただきたいのです。

昨年度、とある研究機関の教員の方々が、柳生の里を「調査・観察」しに来られて、密かに地域の方々はドン引きされてました(この地の方々は確かに稀少生物なのでしょうが、そんな言葉を使わなくても。一般的に、取材後は先方ご査読が不可欠なのに、何故しないのか疑問。内容的な誤りが:涙)。
    柳生に来たら、まずは感じてほしい。
桜の花びらが広がる柳生陣屋跡全体が、踊っているような、笑っているような、そんな2日間。一緒に踊って、笑えばいい!(柳生の場合、「踊る」に、古武術の「演武」も入るところが、奥深い)

で、私は最後にいつも泣いてしまう。
例えば、桜を眺めながら春木さん(弁天さん改め)の唄を聞くとき。ファイナルステージにみんなで、「故郷」を歌うとき。PAテントに、A先生が立っているのが感じられて。
桜の花に、先人たちの思いが宿っているのが感じられて。

「柳生さくら祭」では2日間とも、夜に陣屋跡で地元のおっちゃん達と一緒に盛り上がるひとときがあります。
「どんな偉い先生からも教えてもらえなかったことを、柳生のおっちゃん・おばちゃんから、教えてもらった!」
「なんで、山里にはこんなにも強烈な個性の持ち主が多いのか、初めはわからんかった。でも、暮らしてみてわかってきた。決して言葉では表現することはないけど、個性を活かし合って、あ・うんの呼吸で役割分担をしてはる。偉い知識人らがやって来て、みんなに小難しいことを教えようとするかもしれないけど、それはおかしい。 みんなが教える側なんや。 みんなが先生や!」
…まるで炭焼窯にいるかのように(?)主張する私に、「おぅおぅ、そうやのぉ、まぁ、ワシは難しいことはわからんけどのぉ」と会釈を打つ地元陣。長閑な宴です。

方や、Rupa店内では、てんやわんやのカオス状態。
りんどうさん、さとしくんの音楽、すごかったですねー!!
木炭組合のBさんは、結局、夜1時過ぎまで、語っておりました。
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2日目の夕方。(ちなみに上の写真奥、東屋の入り口に見えるのが、カミ芝居の夫婦鶴の絵)
ファイナルステージにて、みんなで「故郷」を歌い終わった途端、母なる子宮口が開いて、羊水が流れました。
「たたら」の終焉。生命を全うする母なる炉、新たな鉄の誕生。故郷からの旅立ち。
火の赤子が、産湯につかって瞬く間に黒へと色を変え、此の世に生を受けたのです。

 火の鳥は、不死ではなく、再生を繰り返す

ところで、祭り初日の夜、友人の大切な宝物が割れてしまうというハプニングが起こりました。
その出来事は、当然、私にも関係の深いことであると同時に、この柳生という里におけるエネルギーが飽和状態に達していたことも示していたようです。
さらに大きな視野で見るならば、この時代における飽和状態。
友人の宝物だっただけに、とても申し訳ないという思いが湧き起こり、謝罪の言葉が止まりません。

でも、いろんな振り返りとともに、ふつふつと、胸の奥から、光の未来が湧き起こってくるのでした。
ドイツでは陶器磁器が割れたら、「悪魔が去る」といって、幸せの前兆と受け止めるそうです。「結婚式の前夜」には、ポルターアーベントといって、みんながお皿を持ち寄って、宴会場の前の道端でどんどん割っていく。日本の伝統祭祀でもカワラケを割る伝統祭祀があり、縄文時代の土偶はすべて故意に割った状態で出土しています。
   すべてを手放してこそ、生まれるもの。

・・・
おととい14日の午後まで、最後に残った友人たちが宿泊していたのですが(3泊でのべ30名ほどの方が宿泊)、祭りの後、彼女たちとの2日間は、非常に深いものでした。A先生の命日である14日には、非常に深い対話が訪れてくれました。ありがとうございます。

ところで13日、彼女たちとともに、かねてより待ち望んでいた順路で、大和高原の聖域を巡りました。
とある巨大なイワクラがあるのですが、そのそばに、目立ちはしないけれど、非常に重要な前ウガンを行うべきポイントが。古代、幾人もの先人たちが、そこで前ウガンを行い、準備が整ってから、巨大なイワクラの上に立ったのでしょう。そのポイントにあるイワクラに向かって感じるままに座し、目をつぶりながら瞑想的なウガンを一人続けていました。

時が満ちたのを感じて目を開けると、すぐ目の前に、とある「黒い生物」が佇んでいました。
聖域を守るようにイワクラに沿って姿態を伸ばし、もたげた頭をこちらに向け、じっと私を見つめています。古代より続く、熱き意志をもつ眼差し。ワタルもやってきて二人で眺めるうちに、スルリとイワクラの影に姿を消しました。
お次は、巨大なイワクラへ。イワクラの上では、友人たちがエネルギーチャージ中。
イワクラの頂上は、はるか「北方」へと開ける絶景が広がり、絶好のステージになっています。
友人が、カヒコの前に歌う言霊を響かせてくれるなか、ゆっくりと羽を伸ばすように手を広げました。

 私たちは、大地に根付いたエネルギーと、和することができるだろうか。

昨日、やのんユッコさん(京北の黒田在住)との電話で聞いたところによると、古来からネイティヴな部族において、黒はすべての統合を意味するとのこと。方角では、黒は北を意味する。

 すべての色を統合して和したならば

粒子となって母なる大地から流れ出た砂鉄が
燃え尽きて燃え尽くし、大地と和して黒となったならば

 あとは、すべてを手放して羽ばたけばいい

 迷わず、羽ばたけばいい

 極北の太子 頂点への帰還

        生まれ出よ 新たな生命


  ククリガミ 白羽広げし ヤツカのツルギ 

  クロス
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# by rupa-ajia | 2009-04-16 16:06 | ◆柳生さくら祭

カミ芝居

柳生さくら祭、何卒宜しくお願い申しあげます(情報随時、更新中)。
(追記:実況中継)
10日現在、満開の桜です。9日は、休憩(実は花見:ビール有)を随時とりつつ、いとも楽しき会場設営が終了しました。明日からの2日間は、夢のように美しい桜の花吹雪になると思います。「柳生さくら祭一族」の出陣の声が、各地より多数、上がっております。0歳代~古老世代まで、非常に幅広い世代の一族郎党が、いざ、柳生陣屋に集結!
12日の製鉄「たたら」は、会場の東屋横にて、朝8時頃から火入れをします。きわめて珍しい製鉄実演。是非、ご高覧くださいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・(以下、4/8記)
さてさて、いよいよ「柳生さくら祭」の準備が佳境に入ってきました。桜はちょうど、八分咲き。
明日は、祭の企画担当として「ならどっとFM」の番組に出演して、祭のPRをさせていただきます。ラジオでのPRは「やまんと祭り@神野山」以来。ヘマしないようにしなくては。。

あさっては朝から、地元の方々や「やまんと」仲間と、ステージの設営です。
このステージは「柳生さくら祭」の象徴。
陣屋の基礎を復元した石垣の上に、客席とステージが【同じ高さで、つながっている】のです。そして客席とステージの間には、石庭のような「つなぎの間」があり、いとも不思議な空間になっています。そこで子どもたちが遊んだり、出演者が演奏したり。みんなで創造する共有の時空。 出演者と観客の一体感。

ステージの台(足場)は、普段、バラして陣屋跡の隅に重ねて置いてあります。祭で使用するため、ステージ台を移動させると、すぐそばに置かれた「紙芝居の台」が顕わになり、紙芝居台に描かれた「二羽の鶴」の絵が日の目を見ます。

ステージの台と紙芝居の台は、「柳生さくら祭」発足時に、恩人の故A先生が春日中学からもらってきたもの。紙芝居の台は一度も使ったことがないのに、何故か陣屋跡に置きっぱなし。でも重ねたステージ台に隠れて、普段はまったく目立ちません。
ステージとカミ芝居の台、意味深な関係です。

 年に一度、桜吹雪のカミ芝居から、羽ばたく夫婦鶴。

ところで祭の情報ですが、けっこう更新・追加させていただいております。
http://rupa.exblog.jp/i17/

11日には、「鈴鹿野郎舞一座」の加藤ファミリーのご出演も決定!
久々の加藤さん一家。しかも今回は、息子さんのひろみちくんもご出演してくれるなんて、感激です。2歳で大道芸デビュー♪

もちろん11日夜の「柳生さくら祭ナイト@Rupa」にもご出演。
この「柳生さくら祭ナイト」は、類稀なる濃厚なライヴ。今年は、県下各地で地域起こしをされている方々も参加してくださるので、ライヴでシャッフルされた後の展開もワクワク楽しみです。
「さくら祭ナイト」ファンのBさんの息子さんは、ある病との診断が出ているのですが、昨年の「さくら祭ナイト」の宿泊参加を契機に生き方が変わり、投薬量が激減。症状が劇的に改善されているとのこと。「どんな心療内科よりも効果があるのは、自然、そして人と人の絆。柳生さくら祭には、それがある!」との思いで、今年は、「親の会」のお友達親子の方と宿泊参加してくださいます。

多種多様なドラマが繰り広げられる2日間。
何ヶ月もかけて準備してくださる地元の方々、快くご出演・ご参加してくださる方々、心を寄せてくださる方々、目には見えない先達たち、すべてを包み込む柳生の自然…、「すべての存在」に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。

思えば4年あまり前、柳生の恩人、亡きA先生と立ち上げた「柳生さくら祭」。昨年4月14日、不治の病で旅立たれた先生。晩年は「柳生さくら祭」の準備が生き甲斐になっておられました。
先生のお陰でこの祭があることを、私たちは決して忘れないでしょう。
昨年はちょうど先生が旅立たれた日、一斉に桜が散り始めました。
夢のように、美しく。

柳生の桜は、散り始めがもっとも美しい。
それはきっと、目に見える存在と目に見えない存在が、思いと、存在そのものを、共に広げているから。桜色の山里いっぱいに。そして、その後、何かが変わっていく。

今年は、今週末、その時を迎えそうです。
 一人一人が咲かす花
 時空に広がり、一つに解け合う花びら

 舞台となった陣が解き放たれ

   無数の出演者が花咲かす
   カミ芝居の始まり

      飛翔する夫婦鶴
   
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# by rupa-ajia | 2009-04-08 00:10 | ◆柳生さくら祭

4月11日(土)・12日(日)【柳生さくら祭】(随時、情報更新中)

f0018942_14153523.jpg柳生さくら祭」は、4年前、柳生石舟斎様の没後400周年を記念し、多くの皆様の温かなご支援によって奇跡的にスタートした祭。一昨年は俳優の千葉真一さんが、昨年は古武術研究家の甲野善紀先生が来柳されました。ステージには、めくるめく地元の方々、外からの方々、老若男女、有名無名、ノンジャンルで多様な皆様がご出演してくださいます。共通するのは、柳生への純粋な思い。補助金などはほとんどなく、心ある皆様の思いと行動だけで企画・準備し、実現させる祭。
皆様の思い、柳生の自然・歴史・暮らしが包み込む祭会場は、まさに地上天国の様相
  本当にありがとうございます。
未熟者の移住者ながら、一昨年の実行委員会の立ち上げから参加させて頂いたことを、本当に幸せだと感じずにはいられません。 今年も、ご出演の皆様をはじめとしまして、関係者一同、慎ましくも晴れやかに、ニンマリしながら準備を進めてきました。
  ハレとケの柳生を感じてみたい方、今住んでいる地域を見直したい方、
  とにかくご都合宜しければ、是非是非、お越し下さいませ!

★*********************************************★
 ★☆★ 柳生さくら ★☆★
4月11日(土)・12日(日) 10時~夕方4時頃 
会場:柳生陣屋跡(Rupaの東隣)雨天時は中学校
★*********************************************★
転送歓迎
主催:柳生地区自治連合会・柳生観光協会
主管:柳生さくら祭実行委員会
後援:柳生地区万年青年クラブ・消防団柳生分団・柳生小学校・柳生中学校・柳生保育園・布目保育園・市柳生公民館・柳生剣友会・日赤奉仕団柳生支部・神護山 芳徳寺・柳生花菖蒲園・柳生地区スポーツ協会・柳生青年団・邑地青邑会・丹生青年団・ネットワーク「やまんと」
●柳生賑わい市(2日間)
柳生を中心とした大和高原の名物品や、「柳生大好き」な方々の手作り品など、自然農の野菜、茶、柳生木炭組合の炭、柳生名物の竹杖、天然酵母パン、自然食品など、心とカラダに美味しい素敵なモノが勢揃い!ユニークなもの、いっぱい! 草笛おじさんに草笛を教えてもらうもよし! 子どもも大人も一緒に、みんなでつく、千本付きの餅つきもあるよ♪

4月11日(土) 10時~16時まで、びっしり。
・柳生リトルギャング(柳生保育園・園児・卒園生の親子有志)
・村上さん(フルート:興ヶ原)
・せんとくん・まんとくん (奈良県の中心部)
・田原太鼓(大和高原の雄!!いつもお世話になっておる田原・柳生地区のメンバーさん)
・NENEYA(兵庫)
 「本当の自分の気持ちを声に出したくて、生まれた言葉に曲をつけて歌い始めました。万葉の歌を歌い古代人の魂や感性に触れることが、ダイレクトに気持ちを表現出来るきっかけに。歌う時に生まれる、心と心が触れあえる感覚が大好きです」
・柳生地区♪町自慢♪歌自慢(各自治会長ご推薦の唄者によるカラオケ大会♪)
・鈴鹿野郎舞一座(大道芸・鈴鹿)
 念願の加藤さん・あんずさんファミリーがご登場!赤ちゃんのときに来柳してくれた、ひろみち君。今回はステージで大道芸を披露してくれるなんて~♪
http://www.geocities.jp/katomiki_yaromai/
http://annezzz.blog67.fc2.com/
・長谷川流棒術(柳生のご婦人方による演武)
  柳生下町の長谷川家に伝わる武術。源流は鞍馬兵法と言われ、江戸中期の長谷川武英が中興の祖。同家の古文書の一つ「天逆鉾之巻」(武英の時代に編纂か)には、イザナギ・イザナミが国生みの際に用いた天逆鉾や、天照大神の宝棒より展開された旨が。口伝では、京から逃れる途上の常磐御前が常磐の森(大柳生)で産気づいた折、通りがかった長谷川金右衛門が柳生に連れ帰り母子を介抱し、後、成長した源義経が、お礼に金右衛門に鞍馬で術を教えたという。長谷川先生より教えを受け、60年ほど前に地元の婦人会が基本の型を継承。その後、途絶えたものの、「柳生さくら祭」を契機に地元で再結成。
・柳生二蓋笠会(柳生新陰流の演武)
 柳生新陰流江戸型は、数々の先達の皆様のご尽力により継承され、今は柳生二蓋笠会の皆様が引き継いでくださっています。真摯なご対応、柳生への度々のご足労、本当に有り難いことです。演武をご覧いただき、本当の美しさと強さ、その心を感じて頂ければ幸いです。 会で長年、鍛錬されている「柳生天狗堂」さんサイト
・MIROKU森羅万象音楽家:橿原)
 自然音やカリンバ(アフリカ親指ピアノ)を中心に民族楽器、電子楽器などで独創的な音楽を表現。東京生活を経て故郷の奈良に帰り、自然農を勉強しつつ明日香に畑を借り、ライブ活動、田畑、雑穀、菜の花畑などをする日々。
・マグネシューム(阪原ご出身のKさんの歌とギター)
 昨年に引き続き、京都の大学に進学後も、ご出演のために帰ってきてくださいました。
・総子/ふさこ(癒しの音楽:東大阪)
 三度の出産、育児、育自の暮らしの中で、 自分の内側の探求が深まり、いつも心を蘇らさせてくれる自然や、目に映る総てをしっかりと支えてくれている、目には映らない世界の瞬間を、音とコトノハで、恩返しとして表して生きるように。即興「ぴあのうた」と称し、癒しの手伝い人の卵としてご縁のある方々に届けてます。
・りんどう(歌とギター・和歌山)
 虹色の靴を履いた詩人。20年ほど前から、ワタルがファンです。私は『河の声が聞こえる』がお気に入りです。 「河の流れは血の流れ  こころをはこぶ  川向こうを夢見て  人は歌い語り明かした 風は流れをはこび  水はこころをつなぐ Voice of the river♪」是非、独特な音と言葉の世界を堪能してください。
・錦会(「里の花吹雪」舞踊:柳生)
 中宮寺で練習を重ねてきました。柳生を底から支えてきた女性達の心意気。しみじみと、感動します。
国府利征 ソロ ピアノ 即興ライブ(月ヶ瀬)
 WINDS OF ASIA主宰。70年代日本の音楽シーンをリードした幻のバンド、ソー・バッド・レビューの元メンバー。ジャズ、ロック、ソウル、ブルースなどの音楽的バックボーンの上に、前衛、民族的な要素を取り入れ、独特のスタイルを構築。スイスのモントルージャズフェスティバルへの出演を始め、L.A や N.Y などの海外でも活動。国内外の著名な音楽家との共演多数。
・初日のフィナーレ「柳生音頭」(柳生地区内の3団体など)
 あっぱれ、柳生の方々の心意気を存分に感じてください。

☆★☆夕方、ステージ終了後。みなさま、提灯灯る陣屋跡かいわいで、地元の方々とともに、祭の余韻をお楽しみくださいませ。
※Rupaにてお泊まりの皆様へ
16~18時半までの間に、「レイクフォレスト」(車で10分近く:割引券、入手しときます)、または笠置「わかさぎ温泉」(車で15分近く)で入浴を済まされることをオススメいたします。湯冷めしないよう温かな服装で戻ってきてください。 http://www.lfr.co.jp/spa/02.html

☆★☆「柳生さくら祭ナイト」のスタート前に、東京からお越しの山田眞由美さんが、
フラのワークショップをしてくださることになりました
☆★☆(無料)

 3年前、箱根で出会った眞由美さん。指圧(?)もスゴイです。久々の再会が楽しみ~。。
 97年よりフラを始める。98年に占い師にハワイに行った方が良いと言われ、オアフに飛び、02年までハワイでフラを学ぶ。カピオラニ・ハオに師事。後、日本とハワイを行き来しフラを学ぶ。現在は、地元築地で募集はせずに頼まれた人にだけフラを教える。「ハワイの神々を通して八百万の神々と日本のすばらしさを再認識できることを感じて欲しいと思っていす」。

 ☆★「柳生さくら祭ナイト@Rupa」11日夜の大宴会★☆18時半スタート!
11・12日にご出演の、数多くのミュージシャンたち・「やまんと」関係者たちが、Rupaに総結集!
めくるめく繰り広げられるノンジャンル・ライヴ・セッション。スリリングな出会いの嵐。老若男女、みんなで生み出す感動の響き合いです 毎年のように、心に残る出来事が勃発。これを契機に、人生が変わる方もおられます。
  参加費:1500円・子ども800円(マイ箸・マイ皿・マイ布巾・マイコップのご持参、歓迎)
        (玄米菜食の夕食付き・料理の持ち寄り大歓迎・なるべく予約を)
  手弁当のミュージシャンへのさらなるお志、大大歓迎!!(投げ銭タイム有)

    ~一夜明けた柳生の朝は、嵐の前後の静けさ。
          クライマックスに向け、2日目もさらに盛り上がる~

4月12日(日) 10時~16時まで、びっしり。
・関西大正琴アンサンブル「和(なごみ)」須川教室 (大和高原)
  3年目のご出演。繊細かつ逞しい音色が、琴線に響きます。
・花柳(田原・柳生)
  田原と柳生の、選りすぐりの強力ダンサーたち。 山にこだまする、逞しきYOSAKOI!
・小野派一刀流(大阪支部) 演武
 流祖小野次郎右衛門忠明が一刀斎直伝の一刀流の正統を継ぎ、小野派を冠したという小野派一刀流。柳生新陰流とともに、将軍家(徳川秀忠)のご指南役になったというご縁。柳生にお越しいただける計らいに、感無量です。http://www.doujyo.net/choseikan/
・遊武会(大阪)
  関西屈指の武術集団。石田泰史先生率いる「遊武会」の皆様による演武。今回は、居合術、杖術、体術の演武。、「武術・生活・カラダ」。是非、ステージ近くにてご高覧くださいませ。
・柳生木炭組合の皆さま&柳生の刀匠 江住先生からの「たたら」の説明+古式砲術鉄砲隊
炭焼チームと、刀鍛冶チーム。日本古来の心を重んじる両者が意気投合して、今回、祭会場にて「たたら」製鉄実演が実現しました。ステージ上で、その心意気を語って頂きます。さらには火縄銃の空砲実演も!まさに「もののけ姫」の世界です。
・関西大正琴アンサンブル(奈良市中心部の教室の皆さま)
・せんとくん・まんとくん(奈良県の中心部)
・常磐会(雅な創作日本舞踊・大和高原)
 柳生地区の華。あでやかな着物にもご注目を。着物を一度着替え、再登場。
・青柳会(民謡・歌・三味線・お囃子・太鼓:大柳生)
 「柳生さくら祭」名物。「若松様」など、桜にぴったりな民謡の数々に、思わず踊ってしまいそう☆
・長谷川流棒術(柳生のご婦人方による演武) 11日に引き続き、ご堪能ください。 
・やのん絵本ライヴ&SEIYA(京都)
 「柳生さくら祭」始まって以来、4回目のご出演。子どもから大人まで、夢をふくらませてくれる。音と言葉で、時空を超えた旅に出る。 いつも本当にありがとう!
・カルマンド&コラソン(フラメンコ&スパニッシュギターアンサンブル:柳生町その他)
 柳生で花開く、情熱のフラメンコ!!
・春木和清&吉川弾(神戸)
 今年もご改名!(ののさま→弁天太朗→春木和清)。地元のおっちゃん達は未だに「ののさま」と呼び、パンフにも「弁天(ののさま改め)」の印刷が。音楽は、昨年も一昨年も、涙でよく桜が見えないほど最高でした。 生きてて良かったと思える歌です。
・奈良ジャンベの会(奈良市)
  お馴染み、原始人パワー炸裂、しんちゃん達の元気いっぱいなジャンベ!オリジナル曲をひっさげて、いろんなファッションでの飛び込みの踊り、大歓迎。手作りジャンベも見てね。
・やまんとバンド(大和高原)
 伊川健一&さえちゃん、こ山さとし、他、超個性的な「やまんと」関係者が珍しく一同に勢揃い!
・錦会(「春の坂道」舞踊・柳生)
  「春の坂道」を、堂々と踊って頂きます。 柳生をしっかりと支えてこられた大地のような女性たち。いつも本当に頭が下がります。 いつもありがとうございます。
国府利征 WITH 山浦庸平
(鍵盤&打楽器:月ヶ瀬、生駒の田原)
  11日に引き続き、天才的な音世界で炸裂して頂きます。
・2日間のフィナーレ「柳生音頭」(その場にいるすべての皆さま)
  ここまできたら、だれもが柳生の里人。 ステージと客席の境界が消えます。

   ・~~みんなで撤収タイム 充実した2日間を振り返りつつ。
   ・翌13日は、遠方からのお客さんたちと一緒に、放心状態で柳生を散策…。

★☆★世界初!?「たたら」製鉄を祭で操業!(12日・会場の東側:東屋の近く)
「たたら」とは、土製炉に木炭と砂鉄を投入して鉄を作る、日本古来の製鉄法のこと。映画「もののけ姫」で有名になった「たたら」による和鋼は、日本刀の素材になる最高水準の和鋼を生み出します。刀匠 江住有俊氏が構える 柳生の「有俊鍛錬道場」では、良質の玉鋼を調達するため、「たたら」で自家製鋼を行っています。江住氏の弟子、小守良典氏が開発・改良した移動式のたたら炉で、「柳生木炭組合」が古来の手法で焼き上げた木炭を使用。日本の心を尊重する両グループの共同作業なのです。先人から次代へと、技と心を継承する営み。「柳生さくら祭」で、どんな和鋼が生まれるのか、乞うご期待!是非、ご見学にお越し下さい。なお当日、「たたら」付近で、武士装束による古式火縄銃の空砲実演や、真剣による居合いの実演も(ステージ裏手)。
・刀匠 江住有俊 氏
85年から柳生に「有俊鍛錬道場」を構え、大和伝を中心とする刀剣を製作。刀匠会の役職を歴任し、多数の受賞歴・出展歴を持つ。心の琴線に触れる、優れた刀剣を世に出し奉ずるため、採算を度外視し、ひたすら鍛錬の日々を送る。

☆★☆12日は、親子で木工体験ワークショップも
講師:田中徹さん(奈良市内:ぎゃらり集)
ウッドバーニングの用具を使って、絵を焼きながら木工アートづくり(参加費250円)☆ 
子どもたちに人気の竹馬やゴム鉄砲遊び体験コーナーもあるよ♪

12日は【癒しの文化祭@Rupa】も同時開催
12日のRupa店内は、【いつものお食事・休憩処】に加え、各地からそうそうたるご出展の皆さまも勢揃い。アジアン雑貨・癒しのCD・楽器・天然石アクセサリー、チャネリング、スピリチュアルカウンセリング、タロット、アロハヒーリング、アロマワーク、朗読、音楽などなど…。アットホームなお茶の間スペースで、【春の柳生地区文化祭(さくら祭)+癒しの文化祭という、ディープな世界をご堪能くださいませ。解散:19時(その後、みんなで、まったり夕食:ご予約制)
お問い合せ http://m-pe.tv/u/page.php?uid=miwa333&id=1

●「柳生さくら祭」会場:柳生陣屋跡 (Rupaの東隣)
●持ち物 マイ箸・マイ皿・マイ布巾・マイコップ
●お問い合わせ:アジア食堂Rupa  http://rupa.exblog.jp/ rupa@kcn.jp

※「柳生さくら祭」期間中のRupaは・・・無農薬・無科学肥料の玄米を使ったRupa風ベジタブル玄米カレーなどを、祭り特別価格の500円で。約20種のスパイスをゴリゴリしてつくりました。国産小麦のピザやカルツォーネも、随時、焼きます!Rupaでご注文いただき、祭の会場でお召し上がりいただくのもOK。祭のほとぼりを冷ますのに、ゆっくり休憩してくださいね。

※11日の夜、Rupaで宿泊ご希望の方へ
【お早めの要予約】。今回は寝袋や布団ご持参での格安・相部屋宿泊です(2階での通常宿泊は、女性優先)。同室のご希望など、詳細はRupaまで、お早めにお問い合わせください。 とにかく、宿泊込みでのご参加がオススメ! 2日間かけての壮大なワークショップといった感じです☆
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# by rupa-ajia | 2009-03-25 14:38 | ◆柳生さくら祭

虹の聖地

今日は保育園のお母さんたちと一緒に、Rupaにてランチ。 時々、子連れで集まったりしているけれど、今日は平日なので入園前の小さな子どもたちしかいなくて、いつもより静かめでした(それでも、賑やか♪)。

うちの息子は、ごくごく小さな頃から非常にヤンチャな性格で、どこに行っても「元気ね~」と言われます。そのキャラクターは、柳生保育園に通うようになっても相変わらず(より一層…)。
保育園をはじめ、地域の方々は、彼の個性をあるがままに認めてくれています。 保・小・中学合同の運動会でも、「柳生さくら祭」でも、本番で笑いを誘発するような出来事が多々あるのですが、「元気が一番!」と、みなさん、微笑んでくださいます。

保育園では、柳生地区内のお散歩に頻繁に出かけ、いろんな自然に触れあう日々。私たちが行ったことのない所にも、よく出かけていくようで、地区内のことはかなり詳しいのです。
園庭では野菜や米、お花をみんなで育てて、いろいろ教えてもらいます。お米は、田植えから、稲刈り、脱穀した後、玄米をビンに入れて棒で突く精白まで体験します。
「クッキング」の時間には、年長さんは包丁を使いますし、年少さんは炊飯の水加減を教えてもらったり、包丁を使う以外の作業を担当。家で見覚えたことを、保育園でも発揮しているようですよ。

息子は年少さんで、柳生・大柳生・狭川地区合わせて全員で5人。
でも園児全員で過ごす時間が多いため、みんなと仲良しです。こぜり合いやケンカも多々ありますが、次の瞬間にはケロリとして一緒にお遊び。個性を発揮し合い、認め合って、仲良くなっていくプロセスが興味深いです。何故だか、引きずるということがありません。

道で出会う誰もが、笑顔で子どもに声をかけてくれる。
こんな日常を送っていると、「子どもは家庭だけでなく、私自身も含めて、地域ぐるみで育ててもらっているんだ」という感覚が身に染みついてくるのです。
先日、東京から来られた方々のお話をお伺いしたのですが、都会では「首に警報機を下げて登下校している小学生」がいるとのこと。

日本の生活文化の中で、最も重要な要素は、やはり「地域ぐるみで子どもを育てる」感覚のように感じています。
大人の世界はいろいろあって、どんな地域でも、まあ、派閥みたいなものが必然的に生じてくるものです。 しかし、こと子どもに関しては、すべての枠組みを越えて、みんなで守り育てていこうという思いが優先されます。

地域そのものが母であり父であるというネイティヴな感覚。
それこそが、日本の生活文化の原点であり、数々の真摯な祭祀を継承するエネルギー源となったのでしょう。

しかし、このところ、奈良市の東部山間部では、学校規模適正化問題がとうとう具体的に浮上していて、保護者の間で検討会などが開催され始めました。
もう随分と前から「柳生小学校は廃校になるのでは」という話がささやかれていましたが、いざ、具体的な動きが始まり出すと、少子化という事実だけでなく、根本的な事柄を見直さざるを得なくなってきます。

今日のランチの後、お母さんたちのいろいろな本音の結論。
「むやみな統合はやめてほしい。田舎の子育て環境を残していかなあかん。むしろ、町からも通って来てもらえるような仕組みも必要」。「 田舎での子育てが、どんなに素晴らしいか、必要とあらば、どこででも話したい」という力強い意見も。
この「環境」という言葉には、自然環境だけではなく、地域ぐるみで子どもを見守る気風も含まれます。 まさに、「子どもはみんなの宝」なのです。

美辞麗句に聞こえるかもしれませんが、この件に関しては、シンプルにそうだとしか言えない私がいます。
多くの人々に見守られて育ったからと言って、勉強ができるようになるとか、何か得意分野ができるとか、そんな目に見える効果はないかもしれません。
 でも、「生きる力」になっていくのではないか。
 そう夢想するのです。

大和高原には、そうやって見守られ見守り、自給自足の生活を送ってきた個性豊かな人達が、まだまだ健在です。彼らのもつ「生きる力」は強靱ですが、それを言葉にすることをしないために、なかなか光のあたる機会がありません。
敢えて言上げしない気質のために、埋没しかかってきた山間の生活文化。
しかし最近になって、「柳生さくら祭」、そして学校廃校に対する問題意識などなどをきっかけに、外へと声を出すエネルギーが集結し始めているように感じています。 土地を愛する心。
・・・
今、暮らしている土地について、私たちはどれほど知っているだろう。
どこか遠くの神社・仏閣だけが、聖地ではない。  身近な聖地を思い出そう。
先人たち、これから来る人たち、
時空を越えてつながることのできる聖地を。
あまりにもささやかで、あまりにも小さな、
日々の暮らしの中に輝く結晶を。
 その積み重ねこそが、美しい虹を生み、時空をつなげてくれる。
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柳生木炭組合の炭焼窯は、柳生にある大切な聖地のうちの一つです。
先日、町から来てくださった皆さまが、その波動をシェアしてくださいました。
煤まみれの古老たちの背を見習い、窯の周辺で遊び回る子どもらを見守り、窯の内的世界を探検してくれました。ありがとうございます!
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その日の夕方、窯に挨拶に言ったら、炭火で肴をあぶる組合員たちが。
ひょいと手渡されたコップ。で、炭で温めたヤカンの酒をトクトク…。
 「ほれ!」
久々のAさんのお酒に、なんだかまた泣けてきた。
窯で飲むお酒は、どんな銘酒よりも美味しい。
この無口な古老たちは、その存在だけで、里を癒している。
美しい虹を、かけている。

 小さな温もりを思い出して

 今、ここにある聖地を思い出して

 誰しもが、聖地の守り手で、担い手であることを

 
 節くれ立った手が生み出す

 時空をつなぐ七つ橋
 
 子どもたちが行き交う輝きの橋 


 神々が行き来するよ
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写真上:「草笛のおっちゃん」と言えば、このお方。「柳生さくら祭」でも「木炭組合ブース」で、たくさんの葉っぱを準備して待ってます。 手作りの竹杖も圧巻。あ、もちろん、炭もあります!(常に何かを炙ってるハズ)
写真中:炭焼窯の周りで遊ぶ、七角形のタマユラたち。子どもたちと一緒に。
写真下:舞い降りてきてくれた、七角の虹。
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# by rupa-ajia | 2009-03-11 22:59 | 大和高原(地元ネタ)