昨年末から、奈良盆地の東側、大和高原に住んでいる人や、大和高原に関心のある人たちで、自然なネットワーク「やまんと」というものを勝手に立ち上げた。
今年に入って、都祁や柳生で祭りを企画し、なかなか好評だったので、今年10月には、「秋のやまんと祭り」と銘打って、山添村の神野山で一泊二日のお祭りを開催。いろんな意味で非常に濃厚な展開になり、ある種、伝説ともなったお祭りだった。「来年も是非!」という声があがっているので、調子がいいメンバーのこと、大喜びでまた企画するつもり。 今月30日には、また神野山で大餅つき大会をする予定になったので、またしてもステージを企画。和太鼓やジャンベ、三線などの演奏ほか、参加者みんなで「縄文劇場」などという妙なことも考えている。是非、楽しみに! ところで、、バンド「やまんと」も、出演予定。 それで、昨夜、練習するためにバンドメンバーが8名ほどRupaにやってきた。 お茶の自然農の健ちゃん達が、廃校からもらった足踏みオルガンを乗せてきたので、今回はキーボードも入る。タンバリン、カスタネット、木琴、リコーダー、アコーディオン、いろんな地域の太鼓類など、を思い思いにもった。 楽器を持つと、もう止まらない。なつかしのフォークや童謡、島唄、たまには演歌なんかも歌いまくって、「唄声喫茶」状態。全然、練習にならない。持ち寄りの食べ物などを食べたりしながら、忘年会のような状況になりかけた。いつものことだけれど、本当にいい加減な連中だ。時間ばかりが過ぎていく。 それで、気を取り直して、「やまんと」のテーマソングになっている「やまと心」のサビの部分の振り付けを考えよう!と言った途端…、 出来た。すぐに出来た。この人達は、「おもろいこと」に関しては、即、反応する。 東の高原に、風吹きて陽が昇る やまんとの民ここに集い、大きな環(和)になれ 以上の歌詞に合わせて踊る。 まず、大和盆地から大和高原に向けて、ゴカダニあたりの起伏から始まり、神野山などを含めた、山の稜線をイメージして両手を右上にかざし、サッと手を上にそらす。一見、仮面ライダーの「へん、しーん!」というポーズにも似ている。 次に、「風」を意識して、カチャーシーのように軽やかにステップを踏み、両手をヒラヒラ。 陽が昇る場面では、熱いものを両手ですくい上げるように、両手を下から上に伸ばす。 「やまんとの民」というところで、頭上で手をパチンと叩いて、両手で山の形をつくり、 足をガニマタに開く。次にお相撲さんのように厳かに両手を広げ、「ここに集い」で、 頭の上のツボ「百会」を両手先で押さえ、刺激。「気」が充満したところで、頭上に両手で大きな環をつくり、頭を少し傾けて、ニッコリする。 この振り付けは、手足をよく伸ばすので、健康にもいいのではないかと思う。 お年寄りのリハビリ体操なんかに、どうだろうか。 やおら熱心な練習が始まった(振り付けの)。 でも、曲順とか歌う曲とかは決めなかったので、みんなで健ちゃんに任せることにした。 が、彼もこのところ超多忙な身の上。 だから結局、また現場ですべてが決まるに違いない。 小山さんの息子さんの、さとし君が参加できるようなので、彼の乱入にも期待・依存している。 ジャンベや和太鼓チームもいるし、その相互作用を楽しみにしていよう。 といった感じの、餅つき大会ですが、是非宜しく御願い申し上げます。 無農薬の野菜・手作り玄米味噌による、野生のイノシシ汁・神野山育ちのヒツジ汁も、 乞う、ご期待ください。 昨夜メンバーが食べたお食事:皮からつくったビッグ野菜餃子5個、具だくさんの根菜チゲ汁、サワークラウト、大根の酢漬け、玄米ご飯
by rupa-ajia
| 2005-12-21 14:08
| 大和高原の移住者たち
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■ライター 近藤夏織子
(こんどう・なおこ) 医学書出版社の編集部に在籍後、フリー。10数年前より民俗学の分野を中心に、古老への聞き取りを進め、独自の視点で記録執筆を行う。ほか、伝統、食農、田舎暮らし、神話、アート、紀行、建築、科学、医学、…、etc. 中世・ルネサンス音楽のレッスンも承ります(リコーダーアンサンブル)。 http://amanakuni.net/rupa/index.html 各種お問い合わせは、直接ご連絡を ■連載記事・掲載誌の一部 ミニコミ誌『なまえのない新聞』 名前のある家 2000年~ 不定期掲載 『チルチンびと広場』web版 連載コラム担当 「7代先につなげたい、 先人の心」 http://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/senjin/ 『チルチンびと』 民俗学分野の原稿を企画執筆 『田舎暮らしの本』 など 以前の記事
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