柳生で愛でる桜は、とても不思議な感覚へといざなってくれます。 昨日は、朝から実行委員や役員さん、けっこう大勢の方々と、さくら祭の設営をしていたのですが、明らかに、みなさん嬉しくてたまらない様子。 自分の庭をいじるかのように、はたまた、中学校の文化祭の準備のように、ダジャレ連発、大笑いしながら、ガハハと作業。「こんなん運ぶんかいな!」と言いながら、顔がにやけてますから(ステージの台、めちゃ重い)。 この10年間の祭にかかわる思い出話に花を咲かせたり、、嬉し楽しの波動で充満しきっている花の陣屋跡。 みんなの楽しみが、自ずと地域貢献に直結している山里。 柳生の方々とかかわるようになって、本当に多くのことを学ばせていただきました。 特に桜の時期の柳生で感じるのは、地域の方々が楽しんでいるとき、そこにおられる祖先の方々も共に喜んでおられるという、時空を超えるかのような感覚です。 代々、この里を守ってこられた方々、柳生石舟斎様、柳生にかかわる陰陽さまざまな存在、そして「柳生さくら祭」の発起人である故A先生など、多岐にわたる方々が、ノンジャンルで和やかに集っておられるような。 この方々のためにも、この祭は存在し、それを感じて足を運んでくださる皆様も、きっとその感覚を共有してくださっているのだと感じます。ご出演の方々からも「ご縁」という言葉を、何度お伺いしてきたことでしょう。 過去と未来をつなぎ、今を同じくする人々をつなぎ、 これから生まれ出ようとする魂をつなぐ、花。 ここでお手伝いさせて頂ける喜びを心から感謝しています。かかわってくださるすべての方々ために、小さなことでもいいので何かできればと思います。 柳生の皆様、2日間、のべ二百数十人のご出演者の方々、お越しくださる大勢の皆様、お心を寄せてくださる大勢の皆様、本当にありがとうございます! 4月5日・6日 「柳生さくら祭」@柳生陣屋跡 アクセス:JR奈良駅、近鉄奈良駅から、奈良交通バスで1時間「柳生」下車
by rupa-ajia
| 2014-04-04 13:28
| ◆柳生さくら祭
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■ライター 近藤夏織子
(こんどう・なおこ) 医学書出版社の編集部に在籍後、フリー。10数年前より民俗学の分野を中心に、古老への聞き取りを進め、独自の視点で記録執筆を行う。ほか、伝統、食農、田舎暮らし、神話、アート、紀行、建築、科学、医学、…、etc. 中世・ルネサンス音楽のレッスンも承ります(リコーダーアンサンブル)。 http://amanakuni.net/rupa/index.html 各種お問い合わせは、直接ご連絡を ■連載記事・掲載誌の一部 ミニコミ誌『なまえのない新聞』 名前のある家 2000年~ 不定期掲載 『チルチンびと広場』web版 連載コラム担当 「7代先につなげたい、 先人の心」 http://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/senjin/ 『チルチンびと』 民俗学分野の原稿を企画執筆 『田舎暮らしの本』 など 以前の記事
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