日月出づる処より
2017-04-07T23:01:53+09:00
rupa-ajia
みこころのままに
Excite Blog
柳生が教えてくれたこと
http://rupa.exblog.jp/27706052/
2017-04-07T22:58:00+09:00
2017-04-07T22:58:07+09:00
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rupa-ajia
◆柳生さくら祭
「柳生さくら祭」の魅力のひとつとして絶対に外せないのは、【共同作業~結い~】です。
毎年、その年らしい、そして柳生らしいステージが出来上がりますが、今年は初めて「屋根」を設置することができました。みんなの私物と技と力を寄せ集め、やはり想像以上に早く完成。 「こうしたらいいんちゃうか、ああしたらいいんちゃうか」と、工夫を出し合いながら進めていくのですが、個性的な里人の集まりですから、意見は実に様々。いろんなアイデアが飛び交い、とても賑やかな状況です。そんな多様な意見の下、行きつ戻りつしながら、みるみるうちにカタチがうまれていく様は、とても感動的です。思いもよらない発想、思いもよらない技、思いもよらない過去の経験…、さまざまな情報が行き交って飽きることがありません。
しかし見た目には、冗談やらボケやら突っ込みやら、笑いの絶えない状況。そばで花見ならぬ蕾見されているグループがいらっしゃいましたが、明らかに作業の方が楽しそう。... 衣食住、ノンジャンルで古老への聞き取りをしていて思うのは、この【暮らしのなかの共同作業、「結い」こそが、文化の源】ということです。
そして確実に言えることは、「結い」においては、どんな人にも必ず役割があるということ。「助け合う心」があれば、指示されなくとも、自分のすべきことが見えてきます。私のような軟弱な人であっても、物を支えたり片付けたり、離れて垂直水平を確認したり、いくらでもできることはあるものです。音楽のセッションに負けない魅力があります!!(←コレ本当です!現代社会では音楽セッションよりずっと貴重な機会)しかし究極の役割は、「その人らしく、その場にいてくれること」。不得手で何もできなくても、個性的な仲間がそこにいて見守ってくれるだけで、なにか温かな空気が広がっていくのです。
出来上がったステージを眺めながらの歓談は、感慨もひとしお。しかし初の屋根付きですから、当日、不具合が出てくる可能性も少なくありません。そういうときこそが、「結い」の力量発揮のとき。
柳生に関わって、炭焼き窯づくりを頂点に、さまざまな「結い」の現場に身を置かせていただきました。そしてその神髄は、【失敗】にあると断言できます。失敗という経験こそが、人を高め、人と人の絆を強くする。失敗したとき、大変なときに、いかに前向きに明るく、気持ちを切り替えるか。励まし合い、助け合う心が、幾多の災害を乗り越えて、私たちに生命をつないでくれた。柳生は、そのことを私に教えてくれました。 「柳生さくら祭」は、雨でも心の中に花咲く祭り。ステージ作業が進み、気がつくと、枝先の桜がほころんでいました。
さていよいよ明日。初日の総出演者150人以上、古今東西の大芸能祭り!
中宮寺で、出演者用ご飯ご担当、柳生下町の先達主婦の皆さまの仕込みも一段落したようです(毎年、大人気の美味しい色ご飯です!)。
花見ならぬ人見、味見もオツなもの。いざ、ご出陣を。
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大和高原の自家用茶、春番
http://rupa.exblog.jp/27705999/
2017-04-07T22:40:00+09:00
2017-04-07T22:40:19+09:00
2017-04-07T22:40:19+09:00
rupa-ajia
大和高原(地元ネタ)
【大和茶摘女&かみや園」の春番茶】
大和高原の昔ながらの自家用茶、春番茶。「春番(はーばん、はるばん)」と呼ばれ、新茶シーズンの前、越冬した茶が新芽を出す前に枝ごと刈り、茶農家の自家用茶にされていました。 近畿の自家用茶といえば、古くから伝承されてきた紀伊半島山間部の山茶「釜炒り茶」が有名ですが、この春番茶は、茶の産地ならではの「蒸し茶」になります。「自家用茶」への愛が、釜炒り茶と蒸し茶という新旧の製茶を和したのかもしれません。 大和高原では、玄関におかれた火鉢と鉄瓶で、家の男性が客人に上茶(緑茶)をもてなす風習があります(今は電気ポットが主流)。しかし出荷用の上茶とは別に、玄関奥の台所、竈の茶釜から一日、春番茶の香りがたっているのが、家族の日常の風景でした。
ちょっと体調悪いときには、「春番、飲んどき」が合い言葉。秋番茶よりもさらにカフェインが少なく、健康にいい成分が凝縮された春番は、日々の暮らしになくてはならない存在だったのです。
その愛すべき「春番」の再生にあたってのアドバイザーは、春番に親しんだ世代である都祁の「大西武男商店」店主(大和高原文化の会会員)。90年以上の在来茶樹、長野の桶職人による特注の蒸桶、都祁の森林組合による蒸し台、福井の藁細工職人による筵(ムシロ)、高知の竹細工職人による竹籠。無農薬無化学肥料の自然栽培であることに加えて、自然素材の民具を使うことで、かつての地場産業の奥深さ、「自然と人の関わり」そのものを伝えてくれる、壮大な春番プロジェクト。楽しみ学びながら再誕した「春番」は、実に素朴かつ滋味な味わいです。
4月8~9日の「柳生さくら祭」にて、大和茶摘女さんが、この貴重な春番の桶蒸と茶揉みの実演をしてくださいます。冬を乗り越えたからこその春の味わい、ぜひご堪能ください!
↑ベルリンやフランクフルトを中心に、欧州で活躍のLowMoneyMusicLoveを主宰するアレクサンダー・サン氏。日本の文化に関心が高く、目下、大和高原で茶仕事をお手伝い中。8日の柳生さくら祭では、「さくら」をイメージして、「さくらさくら」などを選曲してくださるとか。
このアレクサンダー氏のテクノ音楽にて「大和茶摘女パフォーマンス」もされるご予定。湯飲みのヘッドホン、坂本鉄工所(山添村桐山)のキャップという大和高原の最先端の流行を採り入れた装い。楽しみですね!
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8日(土)・9(日)第12回 柳生さくら祭(雨天決行)!
http://rupa.exblog.jp/27705959/
2017-04-05T10:47:00+09:00
2017-04-07T23:01:53+09:00
2017-04-07T22:28:54+09:00
rupa-ajia
◆柳生さくら祭
【柳生さくら祭】は、柳生新陰流創始者、柳生石舟斎様の没後400周年を記念しスタートした柳生地区(旧・柳生村)春の文化祭。
「桜の季節、地域のお年寄りや地域を出た若者達にも集まってきてもらえる、楽しい集いができれば」という故・岩下先生の発案をきっかけに、各種地域団体、内外の柳生ファンの皆さまのご協力がすべてが揃うという奇跡が起こった13年前。柳生の皆さまのおかげで、その貴重な体験をさせて頂いたことを心から感謝しています。岩下先生が手配してくださった古いステージ台も、今年はめでたく刷新。明日はいよいよ設営です。... 桜の季節の再会を、地域のご先祖様はじめ、柳生にかかわる目には見えない方々も共に、祝い楽しむことのできる幸せ。 地域内外の方々、老若男女、有名無名を一切問わず、大和高原を中心とした奈良県下の伝統芸能、古武術の演武のほか、実に多様な出演者の皆さま(今年はドイツからテクノ音楽も♪「さくら祭」を意識した選曲とのこと)。ご出演者さま2日間のべ250人以上~!柳生の自然・歴史・暮らしが包み込む祭会場は、まさに地上天国の様相です。
夏のような日、冬のような日…、12年間、様々な天候がありましたが、どんな空模様でも、「柳生さくら祭らしさ」を遊ばせて頂いています。
ご都合よろしい皆さま、「柳生さくら祭」に是非ご出陣くださいませ!
8日(土)
10:00~ 柳生リトルギャング ダンス (柳生こども園・親子有志)
10:20~ しいたけダンス(南山城村ほか)
10:30~ 大阪新世界のセルフ神楽(東吉野・小嶋氏)
10:50~ 田原太鼓(田原地区・和太鼓)
11:20~ 大河流舞遊会(柳生・新舞踊)...
11:40~ やまびこ太鼓(月ヶ瀬・和太鼓)
12:10~ 田原伝統芸能保存会
(おかげ踊り・祭文踊り・千本搗き)
舞台で餅つき唄を歌いながら餅を搗きます!
12:45~ 渡会美枝子+上野俊英+仲間達
(明日香+鹿児島+室生、奄美のシマ唄)
13:10~ 柳生二蓋笠会(柳生新陰流演武)
13:40~ 狂言 いろは会(山添村)
14:00~ 柳生に伝わる長谷川流棒術(柳生)
14:10~ あべひろえ(京都市・歌とギター)
14:30~ 南京玉すだれ(奈良と柳生ほか)
14:50~ 祝!花鈍行の胴上げパフォーマンス(南山城村ほか)
15:00~ アレクサンダー・サン (ドイツ・テクノ音楽)
ベルリンやフランクフルトを中心に、
欧州で活躍のLowMoneyMusicLove主宰
15:30~ フィナーレ 柳生音頭
9日(日)
9:50~ 火縄銃大阪城鉄砲隊 祝砲
(澤田平先生 大阪 阪原)
10:10~ 歓音~かのん~(橿原市・歌とギター)
10:30~ けはや相撲甚句会(葛城市當麻)
11:00~ 遊武会(大阪・武術)
11:20~ 河内忍軍(大阪・忍法演武)
11:50~ 青柳会(大柳生と柳生・民謡)
12:20~ 大阪城鉄砲隊 火縄銃が火を吐く
真剣試し斬り 澤田平先生がまの油売り
13:05~ 盛岡健とその仲間たち(柳生・歌と舞踊)
13:25~ ドジョウすくい(京都)
13:40~ 大日会「華音(かのん)」(兵庫・尺八と琴)
14:05~ 岩下いづみ&荻田&大日会コラボ
(柳生・「壺坂情話」ほか、歌と舞踊ショー)
14:15~ 弁天太郎(兵庫・津軽三味線、唄)
14:50~ 奈良じゃんべの会
(奈良アフリカの太鼓と踊り+しいたけ)
15:20~ フィナーレ 柳生音頭
今年も、何卒よろしくお願い申し上げます!
【主催】:柳生地区自治連合会・柳生観光協会
【主管】:柳生さくら祭実行委員会
【後援】:柳生地区各自治会・柳生地区万年青年クラブ・市消防団柳生分団・柳生小学校・興東柳生中学校・柳生こども園・布目こども園・市柳生公民館・柳生剣友会・芳徳寺・柳生花菖蒲園・柳生青年団・奈良市
~ちなみに今年の「やまんとブース」出店者は(^^)/~ ●「大和茶摘女(やまとちゃつめ)&かみや園」
かのちゃん&おまめちゃんによる大和高原の自家用茶「春番(はーばん、はるばん:春番茶)」桶蒸しと茶揉みの実演と体験。 民俗学的な聞き取りからスタートし、都祁「大西武男商店」店主(大和高原文化の会会員)の協力を得て、数々の古民具再生からこだわった、壮大なる茶文化再生プロジェクト!今回、巨大な蒸し桶(長野の桶職人作)も登場、必見です!さらには大和茶摘女の衣装もデビュー☆ 出荷用の上茶(緑茶)とは別に、「体調悪いときは番茶」というほどに自家用茶がいつも身近にあった大和高原。ぜひ、かのちゃんから説明をしてもらってください!! ●「さかのりぷ」
山添からは、足圧、アクセスバーズ®!足圧は、足の圧で身体を踏みほぐし、体液の流れを良くし、ご自分の身体を心地よい状態に戻していくことをお手伝いする施術です。 アクセスバーズ®は、脳のクリアリング。断捨離。頭にそっと触れるだけですが、いらないものを手放したり、掃除したり、と、最低でもマッサージを受けた時のスッキリ感があります。陣屋の癒やし処、リラックスな時間を、ぜひ〜〜♪●「あさひやのおやこほうじ 黄金井家」
柳生地区の黄金井家がつくる、無農薬自然栽培の田原のお茶。10代から茶づくりの達人80歳までが携わり、「おやこ」の世代を超えて先人の智慧をつなぎます。春の新芽をそのまま伸ばし太陽をたっぷり浴びた 親葉と新芽(こども)と茎を全て使用。カテキンたっぷり、焙じているのでカフェインはほぼなし。間伐材の薪火の焙煎で香ばしさも抜群。赤ちゃんからお年寄りまでみんなで毎日のめる暮らしのお茶です。ほかにも、タイのパイ仕込みの特製タイカレーもお楽しみに!
●「セルフ祭のセルフショップ」(8日)
東吉野の有名人、小嶋周作氏による出店。毎年大阪新世界にて行われている奇祭「セルフ祭」のグッズ販売とキトウ、オハライ、各種ギシキ、人生相談、メンバー募集など。最近、二人目の子ども(女の子!)が生まれ、さらにパワーアップした小嶋氏と仲間たち(計10名)。柳生さくらセルフ祭です。「己を祭れ セルフ祭!」 ●「お名前しいたけ」(9日)
昨年、奈良ジャンベの会ステージで話題になった「しいたけ組合」。組合員による、筆文字作品販売と即興書き下ろし。「あなたのお名前、しいたけにします。」あなたは必ずしいたけになる。そう信じて、お名前をしいたけにして、あなたを応援するメッセージを書きます(和室に飾るとぴったりな雰囲気です)。さらに今回、初登場!気がついたら、あなたのお名前、しいたけダンスにします! 組合員による陶芸作品も!!
もちろん、他にも柳生内外の楽しく美味しい出店がいっぱい♪
春の2日間、たっぷりと堪能いたしましょう~
(2年ぶりの投稿です…。一昨年、昨年は、宇陀市室生地区の「室生 天地人の祭」企画、音楽舞踊劇「日月出づる処へ」企画プロデュースでおおわらわでした。今年も音楽舞踊劇、さらにパワーアップを考えています)
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4/11~12【第十回柳生さくら祭】
http://rupa.exblog.jp/23886729/
2015-04-10T23:09:14+09:00
2015-04-10T23:09:12+09:00
2015-04-10T23:09:12+09:00
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◆柳生さくら祭
ここのところいくつもの仕事が重なり、徹夜続きだったりしつつも、今日やっと原稿が終わりました。あとは明日からのステージ進行表をつくるのみ。
思えば、この10年間、本当にいろんなことがありました。そして、つくづく感じるのは、感謝ばかりです。
故郷を愛し、守り続けてこられた柳生の方々やご先祖さま、そんな思いや風土に共鳴して、各方面から駆けつけてくださるご出演・ご出店の皆様、共に楽しんでくださるお客様…、本当に有り難くてたまりません。
10年前、下の子がまだ1歳、まだ移住2年目だった私に、声をかけてくださった故A先生。
そこから、柳生観光協会前会長、司会の巽さんなどなど、今の「柳生さくら祭」につながる大勢の方々が励まし導いてくださいました。
その頃、大和高原について今よりももっと無知で、何もわかっていない私に、根気強く、たくさんのことを教えてくださった柳生の方々。地域の中に、こんなにも深く明るい信頼関係があるとは。これが、日本人の本当の姿なんだと感動し、この奥底には何があるのだろうと、かねてより興味のあった民俗学にどんどん傾倒していきました。
そんな「第一回柳生さくら祭」が終わった頃、天理大学のシンポジウム(「環太平洋の火の文化」というようなテーマだったはず)で、「大和高原文化の会」の発足準備中だった植村先生(現・文化の会名誉会長)に出会い、早速、「大和高原文化の会」準備会に入会。
植村先生はじめ、文化の会会員の方々の地域への想いも本当に深いもので、化石燃料に依存しない自給自足時代の経験者の方々に囲まれて、一人未熟者の私は、どれほど多くのことを教えていただいたことか・・
人生においても全く不器用で未熟な私を、10年間変わらず信じ、心温かく迎えてくださった柳生の方々、文化の会の方々、そのほか、多くの大和高原の方々には、どんなにお礼を言っても言い尽くすことはできません。
本当に本当に、ありがとうございます。
そして、10年という大きな節目にあたって、そろそろ次の節目がくるんだろうな、と感じていた矢先、今、とても大きな流れが押し寄せてきています。
今までの人生で夢中になってきたこと、中世ルネサンス音楽、取材と原稿、詩と散文、民俗学、伝統芸能、地域活動、霊的メッセージ、、すべてが統合されていく、宇宙的なまでに大きな流れ。ちぐはぐに見えていたものが、こんなかたちで和合していくとは、ごく最近まで考えもしていませんでした。
私を育ててくれたご先祖さまや両親、家族、地域の方々、みんなのために、そして何よりも、自分の魂のために、楽しみながら遊んでいきたいと思います。
ところで私にとって、一番心に染みる柳生の風景は、桜が散り始めるときです。ご先祖の方々、石舟斎さま、そしてA先生たち・・、柳生にかかわる目に見えない存在たちと、今に生きる多様な私たちが、桜のエネルギーに包まれて、一緒になって自然を愛で、遊んでいるような気分になるのです。
桜が散る頃に旅立たれたA先生の望みは、「地域の子どもたちからお年寄りまで、みんなで桜の時期を楽しむ」ことでした。「柳生さくら祭」を、いろんな方々と楽しむことこそが、先生への一番の供養になるんだと、深く感じています。
明日からの「柳生さくら祭」は、ちょうどそんな桜が散り始めるときになりそうですね。
心の底から、でっかい遊びを堪能したいと思います。
ご都合よろしい方は、ぜひ遊びに来てくださいね。
プログラム 柳生陣屋跡にて
2015年4月11日(土)
9:45~ 柳生リトルギャング ダンス(柳生保育園・親子有志)
10:00~ 火縄銃大阪城鉄砲隊・祝砲(澤田平先生 大阪 阪原)
澤田先生 柳生親善大使 任命式
10:20~ 河内忍軍(大阪・忍法演武)
10:50~ けはや相撲甚句会(葛城市當麻)
11:20~ 田原太鼓(田原地区・和太鼓)
11:50~ 青柳会(大柳生、柳生・民謡)
12:15~ 柳生二蓋笠会(柳生新陰流演武)
12:40~ 大日会「華音(かのん)」(尺八と琴・兵庫)
13:05~ 火縄銃実演 大阪城鉄砲隊
真剣試切り 澤田平先生がまの油売り
13:50~ あべひろえ(京都市・歌)
14:10~ やまびこ太鼓(月ヶ瀬・和太鼓)
14:40~ 柳生に伝わる長谷川流棒術
14:50~ 弁天太朗(兵庫・歌と三味線)
+大南みのりさんと田頭加奈子さんによる書画パフォーマンス
15:20~ さかいなみ(山添村・歌)
15:45~ フィナーレ 柳生音頭
●4月12日(日)
10:00~ よんみ(上牧町・歌)
10:10~ 山浦庸平&近藤大貴+あみ
(室生、那智・パーカッションデュオ+スーフィーカタックの祈りの舞)
10:30~ 根っこ(室生・歌とギター)
10:55~ 河内忍軍(大阪・忍法演武)
11:25~ 舞遊会(柳生・新舞踊)
11:45~ 歓音~かのん~(橿原市・歌とギター)
12:10~ 狂言「千鳥」山添いろは会
12:30~ 田原伝統芸能保存会(おかげ踊り・祭文踊り・千本搗き)
13:05~ 遊武会(武術・大阪)
台湾の武術家 王昭文さんを迎え
13:35~ こ山さとし&みゆき「烏龍」(山添村・歌)
14:00~ 盛岡健とその仲間達(柳生・歌・舞踊)
14:30~ 錦会「春の坂道」(柳生・新舞踊)
14:40~ 奈良じゃんべの会(奈良市・アフリカの太鼓)
15:10~ フィナーレ 柳生音頭
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4/5(土)19:00~【IO~イオ~ ライブ @fufufu(室生)】
http://rupa.exblog.jp/21710548/
2014-04-04T22:48:00+09:00
2014-04-05T05:00:40+09:00
2014-04-04T22:48:57+09:00
rupa-ajia
イベント(ライヴ・ワーク等
昨秋の奈良ショートツアーで、圧巻なインパクトを残してくれたイオ。
今週末に、またイサくんが来奈!fufufuで、イオの息ぴったりのライブが堪能できます。
決めのすごさが光るイオですが、八重山民謡「月ぬ美しゃ」のような、しっとりと美しい旋律もすばらしいのです。
「月ぬ美しゃ」
http://www.youtube.com/watch?v=LNgPjSd5zK4
「柳生さくら祭」初日の夜、まだまだ盛り上がりたいという方はぜひ、みんなで室生のfufufuに向かいましょう♪
at free speace cafe fufufu
奈良県宇陀市室生砥取550-1(28号線 島ヶ谷トンネル付近)
いつも楽しませてもらっているアカリちゃんのお店。くつろいで、ゆったりと音世界を堪能できます!
open 18:00 start 19:00
guest 近藤夏織子(リコーダー)
前売り 1500円(1drink付き)
当日 2000円(1drink付き)
飲食別途料金でご準備してます☆
予約、問い合わせ 09057427730(山浦)
IO~イオ~
ギター&ボーカルのイサ、パーカッションの山浦庸平によるデュオ。イオは、森羅万象の源と最終的な目的地を意味するハワイの古い言葉。地上を俯瞰しながら悠々と飛翔する鷹のようなシャーマニックな旋律。深海から響く生命の鼓動とともに、湧き出て流れるようなリズム。二人の織りなす音世界の先に広がるのは、イオの大いなる神秘。
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柳生さくら祭 設営完了!
http://rupa.exblog.jp/21707426/
2014-04-04T13:28:41+09:00
2014-04-04T13:28:46+09:00
2014-04-04T13:28:46+09:00
rupa-ajia
◆柳生さくら祭
花が示す最奥の神秘とは、再生なのかもしれない。
柳生で愛でる桜は、とても不思議な感覚へといざなってくれます。
昨日は、朝から実行委員や役員さん、けっこう大勢の方々と、さくら祭の設営をしていたのですが、明らかに、みなさん嬉しくてたまらない様子。
自分の庭をいじるかのように、はたまた、中学校の文化祭の準備のように、ダジャレ連発、大笑いしながら、ガハハと作業。「こんなん運ぶんかいな!」と言いながら、顔がにやけてますから(ステージの台、めちゃ重い)。
この10年間の祭にかかわる思い出話に花を咲かせたり、、嬉し楽しの波動で充満しきっている花の陣屋跡。
みんなの楽しみが、自ずと地域貢献に直結している山里。
柳生の方々とかかわるようになって、本当に多くのことを学ばせていただきました。
特に桜の時期の柳生で感じるのは、地域の方々が楽しんでいるとき、そこにおられる祖先の方々も共に喜んでおられるという、時空を超えるかのような感覚です。
代々、この里を守ってこられた方々、柳生石舟斎様、柳生にかかわる陰陽さまざまな存在、そして「柳生さくら祭」の発起人である故A先生など、多岐にわたる方々が、ノンジャンルで和やかに集っておられるような。
この方々のためにも、この祭は存在し、それを感じて足を運んでくださる皆様も、きっとその感覚を共有してくださっているのだと感じます。ご出演の方々からも「ご縁」という言葉を、何度お伺いしてきたことでしょう。
過去と未来をつなぎ、今を同じくする人々をつなぎ、
これから生まれ出ようとする魂をつなぐ、花。
ここでお手伝いさせて頂ける喜びを心から感謝しています。かかわってくださるすべての方々ために、小さなことでもいいので何かできればと思います。
柳生の皆様、2日間、のべ二百数十人のご出演者の方々、お越しくださる大勢の皆様、お心を寄せてくださる大勢の皆様、本当にありがとうございます!
4月5日・6日 「柳生さくら祭」@柳生陣屋跡
アクセス:JR奈良駅、近鉄奈良駅から、奈良交通バスで1時間「柳生」下車
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第九回 柳生さくら祭
http://rupa.exblog.jp/21684158/
2014-04-01T06:54:00+09:00
2014-04-02T20:05:20+09:00
2014-04-01T06:54:53+09:00
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◆柳生さくら祭
~赤ちゃんからお年寄りまで、みんなで楽しむ~
★☆★ 柳生さくら祭 ★☆★
4月5日(土)・6日(日) 9時半頃~夕方4時頃
会場:柳生陣屋跡 雨天決行
★*************************************************************★転送歓迎
「柳生さくら祭」は、2006年、柳生新陰流の創始者、柳生石舟斎様の没後400周年を記念し、多くの皆様の温かなご支援によって奇跡的にスタートした祭です。
ステージには、地元の方々、外からの方々、老若男女、有名無名を一切問わず、ノンジャンルで多様な皆さまがご出演してくださいます。
共通するのは、柳生への純粋な思い。補助金などはほとんどなく、心ある皆さまの思いと行動だけで企画・準備し、実現させる祭。皆さまの思い、柳生の自然・歴史・暮らしが包み込む祭会場は、まさに地上天国の様相。
ハレとケの柳生を感じてみたい方、今住んでいる地域を見直したい方、
とにかくご都合宜しければ、是非是非、お越し下さいませ!
【主催】:柳生地区自治連合会・柳生観光協会
【主管】:柳生さくら祭実行委員会
【後援】:柳生地区各自治会(7集落)・柳生地区万年青年クラブ・市消防団柳生分団・柳生小学校・柳生中学校・柳生保育園・布目保育園・市柳生公民館・柳生剣友会・芳徳寺・柳生花菖蒲園・柳生青年団・奈良市
http://rupa.exblog.jp/i17/
●柳生きづな市(2日間)
柳生を中心とした大和高原の名物品や、「柳生大好き」な方々の手作り品など、地元の野菜、茶、柳生木炭組合の炭、柳生名物の竹杖、自然食品など、心とカラダに美味しい素敵なモノが勢揃い。ユニークなもの、いっぱい! 草笛おじさ
んに草笛を教えてもらうもよし! 子どもも大人も一緒に、みんなでつく、千本搗きの餅つきもあるよ♪
ちなみに「やまんと」ブースは2日間、桜井のカフェネッコさんのコーヒーやスペシャルワッフル、室生・砥取のシルヴァン&いくちゃんたちのガレットなど、盛りだくさんのメニュー!
●お持ち物 マイ箸・マイ皿・マイ布巾・マイコップ
●お問合せ 柳生観光協会 0742-94-0002
5日(土)
9:45~ 柳生リトルギャング ダンス(保育園・親子有志)
10:00~ 火縄銃大阪城鉄砲隊・祝砲(澤田平ほか)
10:25~ 遊武会(武術・大阪)
10:45~ 歓音~かのん~(橿原市・歌とギター)
11:10~ 二胡 奈良のひびき 森井(奈良市)
11:30~ けはや相撲甚句会(葛城市當麻)
12:05~ 青柳会(大柳生・民謡)
12:30~ 柳生二蓋笠会(柳生新陰流演武)
12:50~ 田原太鼓(田原地区・和太鼓)
13:20~ あべひろえ(京都市・歌)
13:35~ 柳生の刀匠 江住有俊氏のお話
13:45~ 火縄銃大阪城鉄砲隊・真剣試切り 澤田平先生がまの油売り 他
14:20~ 弁天太郎(兵庫・歌と三味線)
渥美幸裕(京都×東京・ギター)
ソロ&セッション
15:00~ 柳生に伝わる長谷川流棒術
15:15~ こ山さとし(山添村・歌)
15:40~ フィナーレ 柳生音頭
6日(日)
9:40~ やまびこ太鼓(月ヶ瀬)
10:10~ さかいなみ(山添村・歌)
10:25~ おやじバンド まほろばCLUB(南都銀行有志)
10:50~ 盛岡健とその一味(柳生・歌・日本舞踊)
11:20~ 常盤会(柳生・新舞踊)
11:40~ ルチカ・インディアンダンスアカデミー(インド舞踊・神戸)
12:10~ どじょうすくい(京都・柳生 飛び入り)
12:25~ 田原伝統芸能保存会(おかげ踊り・祭文踊り・千本搗き)
13:05~ 狂言「寝音曲」山添いろは会
13:25~ 大日会(尺八と琴)
13:50~ IO~イオ~(歌とギター、パーカッション・香川・室生)
14:10~ 水野永子 「大和弥栄予祝の舞」(京都)
14:30~ 錦会「春の坂道」(柳生・新舞踊)
14:40~ 奈良じゃんべの会(奈良市)
15:15~ フィナーレ 柳生音頭
■ステージプログラム
4月5日(土)
朝~16時まで、びっしり。
●柳生リトルギャング(ダンス 柳生保育園・親子有志)
子どもは地域の宝。里の中心、祭りの中心は、子どもたちです。 トップバッターの柳生保育園の子どもたちが「ドラえもん」などをお披露目。お忙しいなか、一緒に練習してくださったお母さんたちも、本当にありがとうございます!
●火縄銃・大阪城鉄砲隊・午前の部(10:00~)
『なんでも鑑定団』でお馴染み、澤田平先生率いる甲冑団が、火縄銃で祝砲を轟かせます。まずは午前中にドド~ン!!
かなりの迫力です。煙も立ちますので、客席最前列お座りの方は、後方への移動、お願い致します。
●遊武会(大阪 武術)
関西屈指の武術集団。石田泰史先生率いる「遊武会」の皆さんによる居合術、杖術、体術などの演武。「武術・生活・カラダ」というキーワードにピン!ときた方は、是非、ステージ近くにてご高覧くださいませ。
http://homepage2.nifty.com/ubk/
●歓音 ~かのん~(歌 橿原)
やまとに生まれ、やまとに育ち、やまとに暮らす。歓音が紡ぐ「言の葉」「音の葉」が、よろこびの音を生み光となり、おおきな「わ」となります。ますますパワーアップされたお二人の響き、とっても楽しみです!
http://yamatocannon.jimdo.com/
●二胡 奈良のひびき 森井
もともと太極拳をされていて、BGMの二胡の調べに感銘を受け、練習スタート。今では等彌神社などの寺社仏閣での奉納演奏のほか、各地でコンサートも。シルクロードを伝って日本に渡ってきたこの楽器を、シルクロードの終着駅といわれる奈良の地で披露します。
●けはや相撲甚句会(葛城市當麻)
相撲の発祥地、當麻の「けはや相撲甚句会」。名前の由来は、日本で初めて相撲をとったといわれる當麻蹶速(たいまのけはや)から。「相撲甚句」は、享保年間に誕生したと言われ、相撲の巡業の際、力士たちが勧進元や世話人衆に対して感謝の気持ちを唄ったもの。独特の節回しで唄い上げる、数々の相撲甚句をお楽しみください。歌詞中、「柳生」の地名も登場しますよ。ア~~、どすこい、どすこい!!
●青柳会(民謡 大柳生・柳生)
「柳生さくら祭」お昼の民謡タイムの名物。桜にぴったりな民謡の生演奏に、思わず踊ってしまいそう☆ 「若松様」など、ハイレベルな歌・三味線・お囃子・太鼓で堪能!
●柳生二蓋笠会(奈良・柳生新陰流実演)
いつもお世話になっている皆様。柳生新陰流江戸型は、数々の先達の皆様のご尽力により継承され、今は柳生二蓋笠会の皆様が奈良市にて引き継いでくださっています。演武をご覧いただき、本当の美しさと強さ、その心を感じて頂ければ幸いです。
http://yagyushinkageryu.com/
http://homepage.mac.com/ikenogawa/
●田原太鼓(田原地区)
大和高原の雄!!いつもお世話になっておる田原・柳生地区のメンバーさん、ありがとうございます! 今年からは、帰郷してしまった順正さんが不在ですが…、でも一昨年から大和高原の子どもたちが加わり、さらにパワーアップ!
●あべひろえ(歌 京都市)
エイコンズビレッジの熱きオーナー。奇想天外な世界ツアーの王者。でもいつもホッコリさせてくれる、マイペースさ。今年もどうぞよろしくおねがいします♪
●柳生の刀匠 江住有俊氏
柳生の西の外れ、阪原に向かう坂道に建つ「有俊日本刀鍛錬道場」。 85年からここに工房を構え、砂鉄からの「たたら製鉄」もされている江住氏に、作刀の心「くもりない魂で打ち込むことの大切さ」をお話をいただきます。
●火縄銃・大阪城鉄砲隊・午後の部13:45~
『なんでも鑑定団』でお馴染み、澤田平先生率いる甲冑団。午後の部は、迫力ある祝砲に加えて、名物「がまの油売り」、真剣試し切りなども♪(さくら祭の御縁で、ついに大柳生に忍術学院を開校された澤田先生…)
●弁天太朗(櫨山哲明 歌・三味線 兵庫)
「ののさま→弁天太朗→春木和清」と、毎年のご改名後、柳生では「弁天さん」に戻りました(ちなみに柳生町には「弁天さん」と呼ばれる聖地と行事があります)。 そして本名は、櫨山 哲明さん。津軽三味線奏者(18年)。奈良・天川神社での奉納演奏をきっかけに、姫路城観桜会、貴船神社水まつり、柳生さくら祭など神社仏閣や自然を舞台にした演奏会に数多く出演。イタリア、バリ島、フランスなど、世界に活動領域を広げている。シンガーソングライターとしては、eco japan cup 2007にて楽曲「ena」(オリジナルバンド・ニライカナイ)がエコミュージック準グランプリを受賞。2008年NHK BS放送に生出演、東京国際フォーラム、東京Big Siteにて演奏。Chikyu Recordsよりコンピレーションアルバム発売、ビクターより着うた配信中。ソロとして、7枚のCDをリリース。現代美術作家として、2013年には南仏のArtist in Residenceに3ヶ月滞在して制作・個展を開催。今年4月にはパリ、6月には南仏での展示会に招聘。今回、渡仏直前のスケジュールのなか、今年もご縁を大切にしてお越しいただきます。ありがとうございます!
●渥美幸裕[Guitarist/ Sonic Architect / Sound Designer]
世界をより美しく、そして身体の底から気持ちよい居場所を音で創りたい。日本文化の過去と現在を繋ぎ、その延長線上にある音楽を創るべく2012年から京都に移住。ルーツを体現するため、築130年の日本家屋「五右衛門邸」をアトリエ、スタジオ、生活拠点とし創作活動を開始。10代よりスタジオミュージシャンとして活動。08年 thirdiq始動、二枚の作品をリリース。1stアルバム(itunes ジャズチャート1位)はサーファージェリーロペスのドキュメンタリー映画、2ndアルバム(同1位)は伊坂幸太郎原作映画「ラッシュライフ」にそれぞれ起用。朝霧JAM、GREENROOMなどの大型フェスに出演。2010年Conguero Tres Hoofers始動。タップダンス、パーカッション、アコースティックギターという世界初の編成で、FUJI ROCKに2年連続出演。2年目は幼稚園での活動がきっかけとなりキッズランドに特設ステージが組まれることに。仏のTV ”Jazzed out” に出演。暮らしをテーマに共同通信で6回記事連載。今年2月、奈良県障害者芸術祭にてsonihouse12面体スピーカー6.2チャンネルサウンドインスタレーション「34篇の ’すきなおと’ でつむがれた「『音場』29分間」を発表。EDWIN CM、NHKWORLD「Design Talks」のオープニングテーマなど各方面に楽曲を提供。小学校や保育園などでの音楽コミュニケーションを実施。音や食べ物が人の心や身体に及ぼす影響、時間の感覚など、様々な角度から音を検証し、演奏活動、音源制作を行う。
http://yukihiroatsumi.com/
http://www.facebook.com/atsumimusic
(2月の奈良県障碍者芸術祭でお話をした際、日本の民俗音楽、特に仕事歌、日本の庶民の底力にご関心があるとのことで、柳生さくら祭にお越しいただけることに。お招き頂いた「五右衛門邸」、すてきでした♪ 日本の新旧のエッセンスが、ここ柳生で交わるというクリエイティヴなイベントにわくわく!)
●弁天太郎(津軽三味線)×渥美幸裕(ギター) セッション
国内外で活躍する気鋭のアーティストが、初顔合わせの柳生陣屋跡にて、いきなりのセッション☆ この巡り会わせ、石舟斎様も、さぞお歓びでしょう!
●柳生に伝わる長谷川流棒術(柳生下町の長谷川家に伝わる武術)
源流は鞍馬兵法と言われ、江戸中期の長谷川武英が中興の祖。同家の古文書の一つ、「天逆鉾之巻」は、イザナギ・イザナミが国生みの際に用いた天逆鉾や、天照大神の宝棒より展開された旨が記される。口伝では、京から逃れる途上の常磐御前が常磐の森(大柳生)で産気づいた折、通りがかった長谷川金右衛門が柳生に連れ帰って母子を介抱し、後、成長した源義経がそのお礼に、金右衛門に鞍馬で術を教えたと言われています。 そして柳生下町の長谷川先生より教えを受け、60年ほど前に地元の婦人会が基本の型を継承。その後、途絶えたものの、「柳生さくら祭」をきっかけに地元で再結成。関係者が一致協力して継承に取り組んでいます。
●こ山さとし(歌 山添村)
月ヶ瀬に育ち、今は山添に飛び込んで、「健一自然農園」の茶畑を切り盛りする、さとしくん。最近、二人目のお子さんも誕生し、ますます音楽も熟成。奇才、こ山さとしが、今年も柳生から、熱い聴衆たちへ、熱々の魂の歌を放ちます。
●フィナーレ 柳生音頭
あっぱれ、「柳生の母たち」!
柳生の生活文化、心意気、郷土愛を全身で現します。
今年は、振り付けのプチ御指南もありますので、 ご来場の皆様も是非是非、輪のなかにご参加くださいませ~
一夜明けて、さらに祭りは熟され…
■ステージプログラム
4月6日(日)
またまた、びっしり。
●やまびこ太鼓(月ヶ瀬)
月瀬から山を越え、梅の里から桜の里へ、お越しくださる「やまびこ太鼓」の皆さま。今年も、大和高原の山から山へ、ドドン!と響かせていただきます。
●さかいなみ(山添村・歌)
一昨年、千葉から山添に移住し、先月、山添分校を卒業。農的暮らしを送りつつ、独自の音楽活動を続行。聞く人に、「本当の自分の声」を呼び覚ましてくれる、パワフルでストレートな歌声。大和高原から羽ばたき始めた、異才の若手ミュージシャン。
●おやじバンド まほろばCLUB(南都銀行有志)
09年、南都銀行の銀行員たちによって結成。奈良のライブハウスや色んなイベントで、オリジナル曲を主体に演奏活動を行う。また、「全国ナイスミドル音楽祭」や「日経おとなのバンド大賞」など、数々のおやじバンド系のコンテストにチャレンジし、受賞歴も豊富。おやじや、おやじ以外のみなさんの心に響く、なつかしくも温かなサウンドをお楽しみください!
●盛岡健とその一味(柳生 歌)
柳生町のザ・スター、盛岡氏の美声をご堪能ください。尺八や三味線とともに、民謡をご披露。今年は、柳生コラボ企画として、「柳生さくら祭」の発起人である故A先生の奥様も日本舞踊でご登壇。柳生の先人の方々も、きっと喜んでくださるであろうステージ。どうぞよろしくお願いいたします!
●常磐会 (柳生地区 新舞踊)
柳生地区の風流な華。民謡や演歌にのせた、ご婦人方の雅な創作舞踊。常磐会の先生が、「柳生音頭」の振り付けを考案してくださいました。あでやかな着物にもご注目を。柳生の自然に、溶け込むかのような舞台です。
●ルチカ・インディアンダンスアカデミー(インド舞踊 芦屋市)
N.トシニワル先生ご指導のインド舞踊教室の皆様が、ご多忙ななか今年も来柳!北インド古典舞踊カタックダンス、インドと日本のヒュージョン、インドムービーダンスなどなど、盛りだくさんの内容。ドレスも、古典舞踊の正統派衣裳からサリーまで、色とりどり。伝説となっているほどに美しい、夢のようなステージ。待ち遠しいです!
●どじょうすくい(京都+里人やお客様の飛び入り)
出雲の名産、安来鋼を作るたたら吹き製法の砂鉄を採る動作を踊りに取り込んだものとされる、安来節のどじょうすくい。奇しくも、柳生の刀匠、江住氏の工房では、砂鉄による「たたら」で自家製鋼を行っています(柳生木炭組合の炭で)。昨年は飛び入り参加で、どじょうすくいに目覚めたお客様も。丁寧な指導つき。我も!と思われる方は、11時半頃までに、ステージ横PAテントまでお越しくださいませ。ぜひ皆様もステージへ!みんなで大いに笑いましょう~!
●田原伝統芸能保存会(おかげ踊り・祭文踊り・千本搗き)
祭文語りは、室町時代に始まり、浪曲や三河万歳のルーツといわれる芸能。田原地区では、法螺貝と錫杖を使った珍しいもの(各地からの影響が濃厚ですね)。江州音頭や河内音頭の基になったといわれる「祭文音頭」、円舞の中心で巨大な御幣を上下させる「おかげ踊り」とともに県無形民俗文化財に指定されています。ステージ上での餅つき、千本搗きでは、アドリブで変化する歌詞もお楽しみに(本来の民俗音楽は、歌垣のような即興が醍醐味なのです!)。夏の盆踊りには、今も10種もの踊りを楽しむ田原地区。これらはすべて生唄ですが、楽譜はなく、耳で覚えて口伝えされています。
●山添いろは会 狂言「寝音曲(ねおんぎょく)」(山添)
山添村の春日を中心に、能や狂言を上演し、地域の子どもたちにも指導されているグループ。大和高原では、多くの集落で、氏神さまの行事の際、翁舞などの伝統芸能を奉納しますが、メンバーがお住まいの「春日」には、その代表的な奉納が行われる春日神社があります。大和高原文化の会の会長を務められ、大和高原の歴史についても造詣が深い、メンバーのU氏。地域を愛する方が奉ずる芸能は、実に味わい深いものです。里の心、生活文化をお楽しみください。
●大日会(尺八と琴)
昨年、雨のため出場できなかった大日会の皆様が、西宮からはるばる今年も柳生にお越しくださいます!大日さまのような、晴れやかな舞台が楽しみです。
●IO~イオ~(歌とギター、パーカッション・香川・室生)
ギター&ボーカルのイサ、パーカッションの山浦庸平によるデュオ。イオは、森羅万象の源と最終的な目的地を意味するハワイの古い言葉。地上を俯瞰しながら悠々と飛翔する鷹のようなシャーマニックな旋律。深海から響く生命の鼓動とともに、湧き出て流れるようなリズム。二人の織りなす音世界の先に広がるのは、イオの大いなる神秘。
イサ:ガットギターを手に縁ある様々な場所に赴き、爽やかで柔らかい声と独特のギターヴォイシング、アレンジで歌い奏でる音楽家。シンプルで繊細につむぐことば、流れるようなアルペジオにのせる声、リズミカルで時にゆったりとゆらぐギター。声とギターの音の表現世界を独自に追求し続けている。
山浦庸平:古代を感じる自然の中で叩き、培った直感を頼りに、うねり流れる独自のリズム表現を追求するパーカッショニスト。これまでに様々なジャンルのミュージシャンとのセッション、レコーディングに参加。ご縁に導かれ演奏を重ねる。
●水野永子 「大和弥栄予祝の舞」(京都)
舞の祈り人。三歳よりクラシックバレエを始め、現在はバレエ学園を主宰し後進の可能性を育むことに心血を注ぐ。一方で、嬉し愉しの波動が響き合う場を創造することを今生のミッションと心得、98年からは異ジャンルアーティストとのコラボレーションによるライブ活動やワークショップなどを開始。2010年・民族楽器奏者ロビン・ロイドとのユニットGaiaHarmonyを結成。2012年・プロジェクト虹の舞人を立ち上げ、一期一会のユニットによって世界大調和祈念を束ねる祈り合わせ、神楽セッションなどの活動を展開中。これまでに、鞍馬寺、天河大弁財天社、社皇神社、等彌神社、神宝神社、臼杵石仏、広島平和記念公園などでの奉納舞を行っている。
●錦会「春の坂道」(柳生・新舞踊)
柳生さくら祭のご出演者、スタッフに配られる、炊き込みご飯をつくってくださる熟練主婦の皆さま。もともとは柳生下町の主婦による、由緒ある「大師講」をベースにしたメンバーです。大和高原の多くの行事、生活文化は、このような逞しい主婦ネットワークによって支えられています。大地の化身のような女性たちの晴れ姿に、しみじみ胸があつくなります。
●奈良じゃんべの会(アフリカ音楽)
お馴染み、プリミティヴなパワー炸裂、奈良の元気いっぱいなジャンベチーム!柳生とアフリカ、お祭り気分はみな同じ。いろんなファッションでの飛び込みの踊り、大歓迎。最後は、大人も子どももみんなで踊りましょう♪
●フィナーレ 柳生音頭(すべての皆さま)
ここまできたら、だれもが柳生の里人。 ステージと客席の境界が消えます。
歌い、踊りましょう、故郷の心を、みんなで。ひとつの和になって。
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2/23【寝屋子 ~海から生まれた家族~】上映会@ろっきゃお
http://rupa.exblog.jp/21457387/
2014-02-21T13:14:00+09:00
2014-02-21T13:16:07+09:00
2014-02-21T13:14:46+09:00
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未分類
伝統行事や伝統芸能というと、なんだかとても遠いもの、意味不明で難解、、というイメージがあるかもしれません。そして、堅苦しい家長父制の、どよ~んとした重たいイメージ・・。
しかし、今はすっかり忘れ去られていますが、かつて西日本を中心とした各地の集落では、【若者たちのエネルギーを最大限に生かす】ある風習がありました。
今の一般的なライフストーリーは、両親のもとに生まれ、家族のなかで育ち、やがて一人暮らし、または同居、結婚、という流れです。
しかし、かつては、「家族 → 一人暮らし・パートナーと同居」というストーリーの間に、【若者宿・娘宿】という時空がありました。
村で経済的に余裕のある家は、道の表に近い部屋を「宿」と呼んで、15歳以上の若者たちに開放。で、若者たちは結婚するまで、そこで自由に寝泊まりして過ごします。出入りも寝泊りも自由で、だいたい実家で夕食を食べた後、宿に集まって、夜なべ仕事(藁や竹の手仕事など)や、地域の年中行事の準備に取り掛かります(ここで技術を伝承)。一仕事終えると、同じく針仕事などで集まっている娘たちの宿になっている家へ、みんなで遊びに行きます。若者・娘たちの、やんちゃな自主活動に対して、普段は村の大人たちは口出ししないことが暗黙の了解でした。
民俗学者の宮本常一は、故郷の周防大島の集落での様子を、丁寧に記録していますが、若者組と娘組はとても仲が良く、対等どころか、むしろ娘たちの方が気丈。若者組は、娘たちに冷やかされ、たじたじになることも多かったとか。この宿仲間のなかから、実の兄弟姉妹よりも固い絆となる契りを結ぶことも多く、宿の家主とも、生涯にわたって親子のような信頼関係が生まれました。
現代の村の年中行事は、古老たちが取り仕切るイメージが強いかもしれませんが、かつては準備から片づけまで、神事、娯楽、最新芸能、男女の出会い、、など、猫も杓子も集まって大賑わいの様相を呈していました。
その地域を活性化し、再生する、この爆発的なエネルギーに欠かせなかったのが、若者たち・娘たちのパワーでした。
「青春時代」というクサイ言葉が、今、死語になりつつあるのは、このエネルギーをチャンプルーし、発散できる場が公に少ないからかもしれません。一人で部屋に籠っていても、エネルギーはとどまり、もんもんと鬱積するばかり。新しい生命をもたらす若者たちのエネルギーを、地域に放散し活性化させるために、祭りなどの行事で表舞台の中心においたのも、先人たちの知恵なのでしょう。
今、「若者宿」の風習は、伊勢湾口に位置する答志島だけに残っていますが、その30年前の様子を記録したのが、民映研のドキュメンタリー映像『寝屋子』です。昨日、私も試写会に参加しましたが、とってもおすすめです!青春時代のムンムンした熱気が伝わってきて、懐かしいし、笑えるし。地域をひっぱってきた、汗臭い若者たち。いいですね~。
ところで、現代の汗臭さを物見遊山してみたい方は、、【4/5、6「柳生さくら祭」】の「柳生青年団」の出店ブースがおすすめです…。(今、必死のパッチで、さくら祭のステージプログラム組んでます)
2/23【寝屋子 ~海から生まれた家族~】上映会@ろっきゃお(奈良市)
詳細は以下にて。
http://rokkyao.exblog.jp/22091527/]]>
11月20日『スケッチ・オブ・ミャーク』上映会&監督トーク&シェアリング@宇陀市室生
http://rupa.exblog.jp/20839356/
2013-11-13T17:03:00+09:00
2013-11-13T17:06:34+09:00
2013-11-13T17:02:58+09:00
rupa-ajia
イベント(ライヴ・ワーク等
『スケッチ・オブ・ミャーク』上映会&監督トーク
&シェアリング@fufufu(宇陀市室生)
今春、『スケッチ・オブ・ミャーク』を見たとき、神歌を公開できる時がきたことを痛感し、神歌を生み出した広大な背景に潜む、大きな意志のようなものすら感じました(もちろん宮古の大部分の部落では神歌は公開されていませんし、多くが非公開のまま消滅の途上にあります)。
DNAを呼び覚ましてくれるような、うねるような古老たちの歌。
古代の響きでありながら、新たな再誕を促す声。...
この映画に登場するミャーク(宮古島)の神歌・古謡は、いわゆる「島歌」で有名な沖縄音階とは異なり、西日本を含めた照葉樹林文化地域に共通する、より古くシンプルな音階です。また、たゆたうようなリズム感は、ポリネシア系の流れを感じさせます。
これらの歌は、【言霊・歌霊】が生きていた時代、古事記や万葉集の頃の霊的生活文化の最後の名残りなのかもしれません。
ここ大和高原でも、今なお祭祀で古謡を歌われる古老がおられますが、彼らの両親は、日常的に仕事唄を歌っていたといいます。明治時代の大和高原。婚礼や棟上げ、講などでの祝宴のとき以外も、日常のなかで歌や踊りが生きていました。農作業が終わった夕方、家の庭先での井戸端会議が興に乗れば、その場で伊勢音頭や手踊りを楽しんだそうです(田原地区の古老の女性談)。江戸時代に日本各地を訪れた外国人たちの紀行文にも、歌舞の記録が散見されます。「日本の労働者は何かする時には必ず歌を歌う」。
私たちは、歌の心、共に生きる心を、再び思い出すことができるのでしょうか。
次代に一番伝わってほしいもの、それは心の幸せ。その伝承は、少数の偉人によってなされるものではなく、困難を乗り越えてなお、幸せに生きる大人たちの姿によって、自然に子どもに伝わるのでしょう。相手を信じて思いを手渡す歌垣は、その世界の象徴。私たちが歌垣のように生きることができるなら、つながり生きる力が子どもたちにも伝わるはず。
人は集まり歌うことで、個を超え、より大きな存在になります。名もなき無数の人々によって歌われ続けた歌は、誰か個人の歌ではなく、大地の歌となり、生きるためのエネルギーを放ちます。
先人たちは、生活のなかで仲間と集い、心をつなぐ歌舞を共有することで個を超え、温かな生命のエネルギーを喚起していたのです。私たちは、決して無力ではありません。
目を閉じ、女性たちの神歌を聴く。歌の流れのまにまに、歌の力が増してくるのが感じられる。先人たちが次代に伝えたかったもの、それは、今ここで私が感じる幸せ。
南の風景に逞しい生命の歌が広がり、希望の種が蒔かれていく
今ここに生きる、私のなかに
~~~~~~~~~~
11月20日(水)開場17:30~、開演18:30~
入場料 1000円
※ufufuの美味しい食事やドリンクも是非♪(別料金:予約歓迎)
上映会後、大西監督のトーク、みんなの思いのシェアリングもあります。
是非是非、ご参加ください☆
・会場
フリースペースカフェ fufufu
奈良県宇陀市砥取550-1
28号線 島ケ谷トンネル 北口付近
(集落「砥取」とは道が異なります。「やまなみロード」ではなく、28号線を目指してください。)
電車でお越しの方は、近鉄「室生口大野」駅までお迎えに上がりますので、事前にご連絡ください。
上映会後、近くに宿泊ご希望の方には、室生地区内の別荘まで送迎いたします。男女別相部屋で、自炊OKです。とっても素敵なスペースですよ!監督さんも宿泊予定です。(要ご予約)
お問い合わせ 0745-88-9205
wa-wa@kcn.jp
当日の問合せ 0745-92-5166(fufufu)
「スケッチ・オブ・ミャーク」公式サイト
http://www.sketchesofmyahk.com/]]>
「福島の今」お話し会
http://rupa.exblog.jp/19926383/
2013-06-30T16:55:37+09:00
2013-06-30T16:55:01+09:00
2013-06-30T16:55:01+09:00
rupa-ajia
外部イベント参加・出店
3.11をきっかけに福島から山添に移住された本田さんの主催。関さんは、佐渡での保養センター「へっついの家」を設立・運営されています。
関西まで伝わりにくい福島の今の現状、そして、保養所として古民家を選ばれたこと、未来への思いなどなど、本当の声をお伺いできる貴重な機会です。是非、ご参加を!
~~~~~~~~~~
【ふくしまの今】お話し会
7月1日18時~ @大宇陀・報恩寺
「福島のいま」の話と、「放射能からこどもを守る」ための佐渡保養センター「へっついの家」(「へっつい」とは、カマドのこと)設立に至った経緯。
そして、これからのビジョン、支援する者と支援される者の関係を超えた、「脱原発の文化と脱原発の経済」を生み出すための提案と意見交換。
紙芝居や詩の朗読を入れた、感性に訴える内容です(音楽もあるかも)♪
話し手: 関ジョニー(関久雄) 福島県二本松在住。1977年からバイトとヒマラヤ登山に明け暮れる。 1983年、登山中の転落事故が人生の転機となり、東京「ほびっと村」で無農薬八百屋の見習い。1984年「八百萬屋(やおよろずや)」開業。 1986年のチェルノブイリ原発事故をきっかけに脱原発運動に参加。各地で非暴力トレーニングを開催し、さまざまな反原発アクションを起こす。 塾経営や社会福祉の仕事を経て、現在、NPO法人「りょうぜん里山がっこう」事務局長を務める。
現在、 家族の避難先の米沢、北海道を行き来しながらの生活の傍ら、福島こども一時保養「福島サポートネット佐渡・むすんで開いてプロジェクト」の活動、灰の行進、各地で「福島の今」のお話し活動をしている。
18時集合、夕飯(持ち寄り:お一人一品、お願いします)
19時お話し会開始(~1時間程度)
場所:報恩寺(奈良県宇陀市大宇陀大東45)
宇陀路 大宇陀 道の駅から車で3分 国道166・370号から「万六」交差点を219号に入って300m先の左側。駐車場有
連絡先:08020761468(本田)
参加費; カンパ、寄付]]>
歌垣が呼び覚ます大地の力
http://rupa.exblog.jp/19926325/
2013-06-30T16:47:00+09:00
2013-06-30T16:51:58+09:00
2013-06-30T16:47:31+09:00
rupa-ajia
外部イベント参加・出店
気が付けば、またしてもブログ放置状態が数ヶ月…。
ここのところ土日はすべて予定が入ってしまうという状況が数ヶ月にも及んでいたように思うのですが、今日は心改めて、お任せできるところはお任せして、在宅にて調べものをしています。(とは言え、先ほどは子どもを遊びに連れて行きがてら、大和高原の友人宅でおしゃべりしていたのですが)
相も変わらず、稲作にかかわる生活文化、歌の歴史などを延々と調べています。
そこから垣間見えるのは、深淵なシャーマニズム。
その源泉は、特別に選ばれた人というよりも、庶民一人一人のうちにあって、特定の時空において、一人一人が自己を解放し、見えざる存在とつながったとき、いとも平らかな和がもたらされるということを、先人たちは熟知していたのだと思わざるを得ません。
そのなかでも、田んぼは、「五穀豊穣」と「子孫繁栄」がクロスする、聖、性、生、清、声なる場であることが、実感されます。
田という漢字に、【十字のクロス】が入っているのも必然なのでしょう。
歌垣は、掛け合いの歌をツールにした男女の出会いの場ですが、そのルーツは、原初の言霊神事のように感じています。
お互いを信じ合い、節に合わせて投げかけ合う言葉は、一種の啓示でもあり、平和をもたらす魔法のようなもの。(連歌や俳句の文化の奥深さにも、感嘆。。)
田植え歌は、歌垣文化の一種ですが、そこから生まれた田楽、さらに影響を与えた神楽、猿楽、お能、狂言などなど…、計り知れないほどのエネルギーをもって、今なお、日本文化と言われるものの根底に息づいています。
しかしもっとも大切なのは、それが【泥まみれの日常、助け合うみんなのやさしさ】のなかから、生まれたことなのだと感じています。
今に至るまで、新たな心を加えつつ、無数の無名の方々が伝えてくださったことに感謝しつつ、私たちがこれからに向けて何ができるのか。
以外とシンプルなのかもなあと思ったりしています。
ところで、明日、大阪の生野区で、四方山話を頼まれました。なかおあづささんという、見目も心も美しい女性からのリクエストで、今回は特に「講や女性の生き方」について、先人たちの智慧や、かつての有り様を話になると思います。
女性の集いということですが、男性も参加できると思います。私は人前での話が下手なので、、、「講」以外にも、性、結婚、妊娠、出産、子育てなど、何でもかんでも、質問してもらえればと思います。未熟者の私が見聞し、調べた範囲は、当然のことながら、限界があります。しかし、いくつかの事例をよすがにして、みんなで新たな発見ができればと思っています。
かつての生活文化について、この10数年来、不思議なご縁でいろいろと見聞し、調べ続けてはいますが、私は学者や研究者ではなく、あくまでも【未熟なイチ庶民】。
常々、「決して学者になってはいけない」と自戒しています。
知識ではなく、暮らしそのもの、生き生きとした生き様が大切であり、それは分類したり、抽象化できるものではないからです。
明日は、意識の高い方々がご参加くださるとのことで、逆に、現代の問題などについて、いろいろ教えて頂けそうで、とても楽しみです。
私も勉強になる集いなのに、参加費が必要とのことで、ちょいとビックリしてますが、、こういうとき、地域通貨とかちょっとした物々交換などができればいいですね。
※写真は、広島県安芸高田市、原田地区の大田植え。太鼓を叩く男性たちが、バイ(太鼓のバチ)を高く堀投げ、隣の太鼓叩きがそれをキャッチしていきます。フケ田(深田)が多かった原田地区で伝承されてきた、ゆったりしたテンポの原田節。テンポの間をとるために、上半身をまわしたり、バチを投げたり、太鼓叩きにも独特の所作が生まれました。珍しい曲芸を採りいれた田楽の特徴が、田植え唄でも表現されています。取材時、昭和40年代まで歌大工(田植え唄のリーダー)だった古老のお話は、涙なくして拝聴できませんでした。。
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2013年7月1日 13:00-15:00
@生野区社会福祉協議会(JR桃谷駅から歩15分)
勉強会【女の寺子屋】
題目:『いきいき女性の無礼講』
風土に根差した四季の営みや地域の結びつきを
大切にしてきた、私たち日本人の祖先。
自然に寄り添った民衆の文化とその息づかいを
古老たちへの聴き取りを行う近藤夏織子さんから
お聞きし、私たちの足元にある根っこの文化から
「豊かなくらし」を再考します。
参加費:500円
http://60360868.at.webry.info/201306/article_2.html]]>
祭り初日、ありがとうございました!
http://rupa.exblog.jp/19166377/
2013-04-06T22:54:12+09:00
2013-04-06T22:54:46+09:00
2013-04-06T22:54:46+09:00
rupa-ajia
◆柳生さくら祭
予報が厳しかったため、午後には切り上げようかとも考えていたのですが、思ったよりも雨も風もひどくなく、それ以上に、ご出演のみなさま、お越し頂いた皆様の心温かなお力添えのお陰で(いつも私の未熟ぶりを、カバーしてくださって…)、笑いあり、感動の涙ありの、本当にすばらしい祭り初日となりました。
一つ一つのステージ、再会できた柳生内外のお一人お一人から、たくさんの宝物をいただいたようで、胸いっぱいです。
今日、柳生二蓋笠会の会長さんが、一言一言かみ締めるようにして挨拶いただいた言葉に、深く深く共感しています。
「今日は柳生新陰流江戸型の技を中心としたご紹介をさせて頂きましたが、私たちは心、精神を磨いていくことこそ、大切にしています。普段、道場などで稽古していますが、今日は、雨の中でのステージで、普段できない稽古をさせてもらいました。柳生石舟斎様が、雨のステージという最高のきっかけを与えてくださったことに、感謝しています。みなさま、本当にありがとうございました」。
みなさま、本当にありがとうございました。
明日も、皆様のお陰ですばらしいプログラムと会場。思いっきり堪能しつつ、がんばります!
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
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雨天決行!柳生さくら祭
http://rupa.exblog.jp/19159623/
2013-04-05T22:17:00+09:00
2013-04-05T22:32:13+09:00
2013-04-05T22:17:48+09:00
rupa-ajia
◆柳生さくら祭
でも、明日の天気は荒れ模様のことで、明日の出陣に向けて、今、プログラムの順番を変更させてもらったりしています。
雨天決行の祭りで、一応、雨の場合の会場は【柳生中学校の体育館】なのですが、毎年、みんな桜とともに過ごしたくて、雨でもステージの上にテントをのっけて陣屋跡でやっています(思い出いっぱい)。
ただ今年は風もあるようなので、現場で早め早めの見極めをしていきたいと思っています。
雨のイベントは何かとハプニングが発生しがち。
とにかく、助け合い、励まし合いながら進めていく感じで…、雨具、長靴、軍手、ゴム手袋、荷物が濡れないようにレジ袋など、そんなご準備してくださると助かります。
スタッフも頑張りますが、何分、未熟な場面もあるかと思います。
そんな折はご協力頂けると、とても助かります。
…と言うまでもなく、各方面から有り難いお言葉が。。
長年にわたって里を守ってきた方々に比べたら、私なんぞ青二才もいいところ。
今は亡き恩人、柳生中学校のA先生たちと立ち上げた祭り。
目に見えない方々も含めて、みんなに少しでも楽しんでもらえるように、私自身も堪能しながらがんばります!
ということで明日からの2日間、どうぞどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございます!
いざ、出陣!
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第八回 柳生さくら祭
http://rupa.exblog.jp/18990494/
2013-03-28T01:24:00+09:00
2014-04-01T07:15:10+09:00
2013-03-28T01:25:12+09:00
rupa-ajia
◆柳生さくら祭
「恒例、いつもの」とは言うものの、とりたてて助成金のない田舎のイベントを、2日間にわたってここまで盛大に開催できるのは、非常に希有なことです。
人と人、人と自然の織りなす奇跡に邂逅できる喜び。
喜び合うこと。ただひたすらに、喜びを表現すること。
それこそが「柳生さくら祭」の心、春の花の心。
矛盾や不条理があからさまに露呈されつつある現代社会ですが、この「柳生さくら祭」のお手伝いをさせていただく度に、つまり、大切に守られてきた大地の精気と、多様な方々の光に触れる度に、言葉では表現しきれないほどの感謝でいっぱいになるのです。
何も知らない未熟な移住者の私に、故郷への愛を教え導いてくださった、柳生地区の方々には、どれほど感謝してもしきれるものではありません。
魂の喜びのままに、お越し下さる皆様、お一人お一人にも、心から感謝しています。
過渡期に入った日本、地球。
どんなことが起ころうとも、決して奪われることのない、
どんな大金でも、決して手に入れることのできない、
心の故郷、魂の体験を、積み重ねていこう。
そこから、新しい平和が広がるから。
そこから、新しい生命が芽吹くから。
心の中から。
★*************************************************************★
~赤ちゃんからお年寄りまで、みんなで楽しむ~
★☆★ 柳生さくら祭 ★☆★
4月6日(土)・7日(日) 9時半頃~夕方4時頃
会場:柳生陣屋跡 雨天決行
★*************************************************************★転送歓迎
「柳生さくら祭」は、2006年、柳生新陰流の創始者、柳生石舟斎様の没後400周年を記念し、柳生地区の故郷を愛する里人の思いを中心に、多くの皆様の温かなご支援によって奇跡的にスタートした祭です。
ステージには、地元の方々、外からの方々、老若男女、有名無名を一切問わず、ノンジャンルで多様な皆さまがご出演してくださいます。
共通するのは、柳生への純粋な思い。補助金などはほとんどなく、心ある皆さまの思いと行動だけで企画・準備し、実現させる祭。皆さまの思い、柳生の自然・歴史・暮らしが包み込む祭会場は、まさに地上天国の様相。
ハレとケの柳生を感じてみたい方、今住んでいる地域を見直したい方、
とにかくご都合宜しければ、是非是非、お越し下さいませ!
【主催】:柳生地区自治連合会・柳生観光協会
【主管】:柳生さくら祭実行委員会
【後援】:柳生地区各自治会(7集落)・柳生地区万年青年クラブ・錦会・市消防団柳生分団・柳生小学校・柳生中学校・柳生保育園・布目保育園・市柳生公民館・柳生剣友会・神護山 芳徳寺・柳生花菖蒲園・柳生地区スポーツ協会・柳生青年団・邑地青邑会・奈良市
●柳生きずな市(2日間)
柳生を中心とした大和高原の名物品や、「柳生大好き」な方々の手作り品など、地元の野菜、茶、柳生木炭組合の炭、柳生名物の竹杖、自然食品など、心とカラダに美味しい素敵なモノが勢揃い。ユニークなもの、いっぱい! 草笛おじさんに草笛を教えてもらうもよし! 子どもも大人も一緒に、みんなでつく、千本付きの餅つきもあるよ♪
ちなみに「やまんと」ブースは2日間、カフェネッコさんのオリジナル柳生ブレンドコーヒー(斬れ味よし)やスペシャルワッフル、室生・砥取のシルヴァン&いくちゃんたちのガレット(フランスのそば粉100%クレープ)など、盛りだくさんのメニュー!7日は、亀山のみりこさんによるカードリーディングも。是非お気軽に立ち寄って「やまんと」ブース内で、ゆっくり過ごしてくださいね。
■ステージプログラム
4月6日(土)
9:50~16時まで、びっしり。(公式には10時~ですが、やや早めにスタート予定)
・柳生リトルギャング(ダンス 柳生保育園・親子有志)
子どもは地域の宝。里の中心、祭りの中心は、子どもたち。
柳生保育園の全園児が出演してくれます。トップバッターに出演してくれる子どもたちは、祭りの象徴です。お忙しいなか、一緒に練習してくださったお母さんたち、本当にありがとうございます!
・Jun Dancing Factory(下狭川のみうちゃん、りく君たち)
全員が小学校に上がって、ますます磨きがかかるステージ。
子どもたちの才能に、脱帽~! 今年は大人クラスも一緒です。
・よんみ(上牧町・歌)
「本当の自分の気持ちを声に出したくて、生まれた言葉に曲をつけて歌い始めました。万葉の歌を歌い古代人の魂や感性に触れることが、ダイレクトに気持ちを表現出来るきっかけに。歌う時に生まれる、心と心が触れあえる感覚が大好きです」
・火縄銃・大阪城鉄砲隊・午前の部10:30~
『なんでも鑑定団』でお馴染み、澤田平先生率いる甲冑団が、火縄銃で祝砲を轟かせます。平先生のご厚意で、まずは午前中にドド~ン!!
かなりの迫力です。客席最前列お座りの方は、後方への移動、お願い致します。
・けはや相撲甚句会(葛城市當麻)
相撲の発祥地、當麻から、今年も古武術の里に駆けつけてくださる「けはや相撲甚句会」。名前の由来は、日本で初めて相撲をとったといわれる當麻蹶速(たいまのけはや)から。独特の節回しで唄い上げる、数々の相撲甚句をお楽しみください。歌詞中、「柳生」の地名も登場しますよ。ア~~、どすこい、どすこい!!
・遊武会(大阪 武術)
関西屈指の武術集団。石田泰史先生率いる「遊武会」の皆さんによる居合術、杖術、体術などの演武。「武術・生活・カラダ」というキーワードにピン!ときた方は、是非、ステージ近くにてご高覧くださいませ。 今年は健康にもいいという杖術もご披露くださいます。
http://homepage2.nifty.com/ubk/
・田原伝統芸能保存会(おかげ踊り・祭文踊り・千本搗き)
祭文語りは、室町時代に始まり、浪曲や三河万歳のルーツといわれる芸能。田原地区では、法螺貝と錫杖を使った珍しいもの。江州音頭や河内音頭の基になったといわれる「祭文音頭」、円舞の中心で巨大な御幣を上下させる「おかげ踊り」とともに県無形民俗文化財に指定されています。ステージ上での餅つき、千本搗きでは、アドリブで変化する歌詞もお楽しみに。夏の盆踊りには、今も10種もの踊りを楽しむ田原地区。これらはすべて生唄ですが、楽譜はなく、耳で覚えて口伝えされています。
・柳生二蓋笠会(奈良・柳生新陰流実演)
いつもお世話になっている皆様。柳生新陰流江戸型は、数々の先達の皆様のご尽力により継承され、今は柳生二蓋笠会の皆様が奈良市にて引き継いでくださっています。演武をご覧いただき、本当の美しさと強さ、その心を感じて頂ければ幸いです。
http://yagyushinkageryu.com/ http://homepage.mac.com/ikenogawa/
・あべひろえ(歌 京都市)
エイコンズビレッジの熱きオーナー。奇想天外な世界ツアーの王者。でもいつもホッコリさせてくれる、マイペースさ。今年もどうぞよろしくおねがいします♪
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5396698
・新体道(武術・滋賀&宇陀)
新体道は、武道家で書家の青木宏之氏によって創始された武術体系。身体の自然性の回復、こころの開放などを主眼にした数々の技がありますが、今回は、観客の皆様に、プチ体験のご指南、そしてスペシャルゲストのミュージシャンとのコラボも。異色の演武ステージ、ご注目ください!
・実行委員会からの挨拶&せんとくん登場
柳生地区からの思いを、お伝え頂きます。
・火縄銃・大阪城鉄砲隊・午後の部(13:25~)
『なんでも鑑定団』でお馴染み、澤田平先生率いる甲冑団が、火縄銃で祝砲を轟かせます。午後の部は、迫力ある祝砲に加えて、名物「がまの油売り」、真剣試し切りなども♪(さくら祭の御縁で、ついに大柳生に忍者学校を開校された澤田先生…)
・弁天太朗(歌・三味線 兵庫)
「ののさま→弁天太朗→春木和清」と、毎年のご改名でしたが、今年は弁天さんに戻りました。「ののさま」と呼ぶ方、「弁天【ののさま改め】」の印刷チラシ…など、地元では各々の表現でしたが、今年からは「弁天さん」で統一される予定(ちなみに柳生町には「弁天さん」と呼ばれる聖地・行事があります)。
音楽は、いつも涙でよく桜が見えないほど、…最高です。
・錦会 「春の坂道」(柳生 新舞踊)
柳生さくら祭のご出演者、スタッフに配られる、炊き込みご飯をつくってくださる熟練主婦の皆さま。もともとは柳生下町の主婦による、由緒ある「大師講」をベースにしたメンバーです。大和高原の多くの行事、生活文化は、このような逞しい主婦ネットワークによって支えられています。大地の化身のような女性たちの晴れ姿に、しみじみ胸があつくなります。
・狂言「土筆(つくづくし)」(山添いろは会)
山添村の春日を中心に、能や狂言を上演し、地域の子どもたちにも指導されているグループです。大和高原では、多くの集落で、氏神さまの行事の際、翁舞などの伝統芸能を奉納します。その里の心、生活文化をお楽しみください。
・田原太鼓(田原地区)
大和高原の雄!!いつもお世話になっておる田原・柳生地区のメンバーさん、ありがとうございます! 今年からは、帰郷してしまった順正さんが不在になってしまいましたが・・、奈良市内から新メンバーさんたちが加わり、さらにパワーアップ!
・フィナーレ 柳生音頭
あっぱれ、「柳生の母たち」!
柳生の生活文化、心意気、郷土愛を全身で現します。
今年は、振り付けのプチ御指南もありますので、 ご来場の皆様も是非是非、輪のなかにご参加ください!
一夜明けて、さらに祭りは熟され…
■ステージプログラム
4月7日(日)
9:40~16時前まで、びっしり。
・琴演奏(柳生・橋本会)
和の舞台が充実している柳生さくら祭ですが、実はお琴の演奏は、今年初!美しい桜を背景に、朝一番、とっておきのお琴演奏をご披露いただきます。
・よんみ(上牧町・歌)
「本当の自分の気持ちを声に出したくて、生まれた言葉に曲をつけて歌い始めました。万葉の歌を歌い古代人の魂や感性に触れることが、ダイレクトに気持ちを表現出来るきっかけに。歌う時に生まれる、心と心が触れあえる感覚が大好きです」
・さかいなみ(山添村・歌)
昨年、千葉から山添に移住し、山添分校に通いつつ、独自の音楽活動を続行。聞く人に、「本当の自分の声」を呼び覚ましてくれる、パワフルでストレートな歌声。大和高原から羽ばたき始めた、異才の高校生ミュージシャン。
・リラ(竪琴)演奏(三重県亀山市)
古代の竪琴「リラ」に、アフリカなどの民族楽器の要素も採りいれつつ、数々の創作楽器を手がける木工家・演奏家の村上ヒロユキ氏。今回、演奏していただくガット弦のリラは新作で、美しい形状もさることながら、その神秘的な音色が、最高の魅力。シュタイナー教育で使われる金属弦のライアよりも、やわらかく精妙な響きが、心に染みわたります。
・能への誘い(京都・和楽会 謡と仕舞)
能楽と茶道を入り口に各地で活動されている、「日本の心・和文化を楽しみ拡げる会(和楽会)」。ちなみに大和高原では、秋祭りなどで能(翁舞)などの伝統芸能を里人自らが奉納する集落が散見されます。柳生にも、県無形文化財指定の舞が幾つかありますが、すべて「神事」として継承されているため、イベントステージでの披露は不可能です。しかし、伝統芸能が根付く地域として、お能でご出演いただけることはとても有り難く、ご縁に深謝しています。
・フラダンス(プチフラ・東京中央区)
東京の築地の近くでフラダンスの活動を折々にされている山田まゆみさんは、5年間、ハワイに暮らしながらフラを学び、カピオラニ・ハオに師事。「ハワイの神々を通して八百万の神々と日本のすばらしさを再認識できます」と言うまゆみさん。柳生でのフラ、とても楽しみです。
・池田マッコイ(熊本天草・歌)
熊本県天草にて、ナチュラルでスローな意識で「風、土、水、火」と日々の暮らしを実践中。30年以上にわたる音楽人生で、数奇な音楽体験を重ねながら、毎年のように各地でライヴツアーを実施し、音世界を深めている。ドライかつ浪花節のような、得も言われぬグルーヴ感を、天草から柳生へ、届けます。
http://sound.jp/mccoysongs/ikedamccoy/top.html
・どじょうすくい(京都+柳生の飛び入り)
出雲の名産、安来鋼を作るたたら吹き製法の砂鉄を採る動作を踊りに取り込んだものとされる、安来節のどじょうすくい。奇しくも、柳生の刀匠、江住氏の工房では、砂鉄による「たたら」で自家製鋼を行っています(柳生木炭組合の炭で)。こんなつながりもありますが…、とにかく、大いに笑ってください!
・常磐会 その一(柳生 新舞踊)
柳生地区の風流な華。民謡や演歌にのせた、ご婦人方の雅な創作舞踊。
あでやかな着物にもご注目を。柳生の自然に、溶け込むかのような舞台です。
・歓音 ~かのん~(歌 明日香)
やまとに生まれ、やまとに育ち、やまとに暮らす。歓音が紡ぐ「言の葉」「音の葉」が、よろこびの音を生み光となり、おおきな「わ」となります。近頃、さらにパワーアップされたお二人の響き、とっても楽しみです!
http://yamatocannon.jimdo.com/
・常磐会 その二(柳生 新舞踊)
お着物を一度着替え、再登場いただきます。
・盛岡健とその一味(柳生 歌)
柳生町のザ・スター、盛岡氏の美声をご堪能ください。
バックダンサーにもご注目を!
・やまびこ太鼓(月ヶ瀬)
月瀬から山を越え、梅の里から桜の里へ、お越しくださるやまびこ太鼓の皆さま。今年も、大和高原の山から山へ、ドドン!と響かせていただきます。
・柳生に伝わる長谷川流棒術(柳生下町の長谷川家に伝わる武術)
源流は鞍馬兵法と言われ、江戸中期の長谷川武英が中興の祖。同家の古文書の一つ、「天逆鉾之巻」は、イザナギ・イザナミが国生みの際に用いた天逆鉾や、天照大神の宝棒より展開された旨が記される。口伝では、京から逃れる途上の常磐御前が常磐の森(大柳生)で産気づいた折、通りがかった長谷川金右衛門が柳生に連れ帰って母子を介抱し、後、成長した源義経がそのお礼に、金右衛門に鞍馬で術を教えたと言われています。
現・家元の長谷川先生より教えを受け、60年ほど前に地元の婦人会が基本の型を継承。その後、途絶えたものの、「柳生さくら祭」をきっかけに地元で再結成。関係者が一致協力して継承に取り組んでいます。
・柳生二蓋笠会(奈良・柳生新陰流実演)
いつもお世話になっている皆様。柳生新陰流江戸型は、数々の先達の皆様のご尽力により継承され、今は柳生二蓋笠会の皆様が奈良市にて引き継いでくださっています。演武をご覧いただき、本当の美しさと強さ、その心を感じて頂ければ幸いです。
http://yagyushinkageryu.com/ http://homepage.mac.com/ikenogawa/
・全国の「柳生さん」大集合!!
さて、何人の柳生さんが柳生に大集合していただけるでしょうか♪ 実行委員会事務局長の名司会ぶりが光ります。プチ講演会にも、乞う、ご期待!
(※この前後に飛び入りで、「春の交通安全教室・柳生さくら祭バージョン」が開催されるかも:おまわりさん、宜しくお願いします♪)
・小山聡&ママテラス(歌 山添村)
月ヶ瀬に育ち、今は山添に飛び込んで、茶畑を切り盛りする、さとしくん。奇才、小山聡が、今年もママテラスのメンバーとともに、柳生から、熱々の魂の歌を放ちます。
・奈良じゃんべの会(アフリカ音楽)
お馴染み、プリミティヴなパワー炸裂、奈良の元気いっぱいなジャンベチーム!柳生とアフリカ、お祭り気分はみな同じ。いろんなファッションでの飛び込みの踊り、大歓迎。最後は、大人も子どももみんなで踊りましょう♪
・フィナーレ 柳生音頭(すべての皆さま)
ここまできたら、だれもが柳生の里人。 ステージと客席の境界が消えます。
歌い、踊りましょう、故郷の心を、みんなで。ひとつの和になって。
●2日間、ご出演のべ三百名近い皆様、地元スタッフも合わせ、のべ四百名以上の皆様、本当にありがとうございます!●
●持ち物 マイ箸・マイ皿・マイ布巾・マイコップ
●お問合せ 柳生観光協会 0742-94-0002
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大晦日、新たな神霊を迎える火
http://rupa.exblog.jp/18289109/
2012-12-25T17:02:00+09:00
2012-12-25T23:19:01+09:00
2012-12-25T17:02:49+09:00
rupa-ajia
大和高原(地元ネタ)
古来、一日の終わりは日没とされたため、一年の終わりは大晦日の日暮れでした。年迎えの本番が始まるのは、大晦日の夕方から。薄暗がりのなか、大和高原と、隣接する三重県伊賀地方では、新年の迎え火行事「福丸迎え」がよく行われてきました。
家ごと、または数軒ごとに、広場や辻、田んぼ、境内などの決まった場所で(餅やご飯などのお供えをする家も)、松明や藁、竹などに火を灯す。そ
して火が最高潮になった頃、「福丸、こっこー(福の神よ、来い)」と連呼して(唱えない家も)、提灯や松明に移して家に福火を持ち帰る行事です。
「福丸」の「丸」については、福の神や船の名前、「福、参る」の訛りなど、諸説ありますが、私は少なくとも江戸時代に、「福丸」の原型の唱え文句が大和の随所で広まったと考えています(大和高原における、他の年迎え行事、カギヒキの唱え歌から類推)。
火を通して、新年に外から神をお迎えし、家内に招く祭祀。持ち帰った火は、まず神棚や仏壇など、家内の数々の灯明に灯し、その後、お雑煮をつくるための神聖な火として、竈(現在はコンロ)にも点ける家もあります(お雑煮の水は、山水や井戸水の若水を使用)。
大和高原で行われる火の祭祀の多くは、いつも山とかかわってきました。年迎え行事の基層にも、山の神の神事がしっかりと根付いています。
山の神を招き降ろした木に、火を放つことで、火は山の霊威そのものとなるのです。
年迎え行事の詳細は、家ごとによって非常に異なります。古老たちにお話を伺っていると、代々隣家同士で暮らし、親戚同様に交流する仲であっても、祭祀の違いにお互い驚き合ったりすることが少なくありません。それほどに山の神には秘儀的要素が濃厚なのでしょう。
正月の一般的なイメージである初々しさや清らかさを超えて、ダイナミックな胎動を生み出してくれる火。
旧・室生村砥取の「福丸」は、そんなプリミティヴな火のエネルギーを存分に浴びることのできる貴重な年迎え祭祀です。
田んぼに、竹を約30本、直径2~3mほどに立ててワラで周りを化粧し、夕暮れとともに点火。大和高原各地を探しても、10mの火柱が立つほどの大きな福丸は、ここ砥取以外で見ることができません。
砥取では、福丸の火で、子どもの書き初めを飛ばす風習もあることから、小正月の「とんど(どんど)」と習合している側面もあるのでしょう。とにかく、この大規模な福丸を長く継承してくださった砥取の先人の方々、そして燈火会として建て直しをされた「砥取 福丸・燈火会保存会」の皆さんのご尽力には、本当に感謝が絶えません。
現代に蘇った砥取の福丸・燈火会は、地域の方々のみならず、移住者や訪問者にとっても、大きな気づきを与えてくれています。
まず何よりも、地域の貴重な伝統行事をベースにしていることで、地域の生活文化を発見する機会となっていること。
そして、かつてアジア諸国で重要視されてきた営み、そしてこれからの日本で非常に重要になってくるであろう営み、「共同作業」の機会を与えてくれていることです。
江戸時代の日本は、自給自足をベースにした高度な生活文化が築かれた国として、今なお世界に類のない時代として高く評価されています。
その生活は、大変な労力が必要とされるものでしたが、当時の文献から、「共同作業」によって朗らかに生活を切り盛りしている様子がうかがわれます。
一人では大変なことも、みんなでやれば「いとも楽しい遊び」になっていく。その神髄を、私たちの祖先は知り尽くしていたのです。
アジア諸国の家庭内祭祀の真骨頂の一つ、年迎え行事。
年々、簡素化・廃止される一方の日本の年迎え行事ですが、その忘却に拍車をかけたのは「日本人の大晦日は紅白歌合戦」というマスコミの洗脳でした。
地域ごと、家庭ごとに多様な年迎えの設えがあった、かつての日本。その根源に燃えさかる、時空を超えて太古から続く生命の火は、まだ完全に消えたわけではありません。
2012年の大晦日、2013年の年迎え。室生の砥取で、原初の火を分かち合いませんか。
今年は、移住者仲間が多くかかわっていますし、竹アーティストの三橋玄さんデザインのサプライズな竹アートも見もの。龍穴神社のある室生にふさわしい造形作品です。
大晦日は夕方から、道の駅「室生路室生」(近鉄大阪線「三本松」駅のそば)から随時、会場の砥取の棚田まで、シャトルバスが運行されます。
早めに来て、共同作業に参加したい方も、大歓迎。到着時間を合わせてくだされば、急行や快速急行が止まる「室生口大野」駅までお迎えに行ける可能性大ですので、是非、事前にご連絡ください。とにかく厳寒ですので、厚着を!耳までかぶれる帽子や長靴がオススメです。
願い事を紙に書いて、福丸の火に飛ばすのもいいですね(室生では小学校で筆記。上の子は「度胸」と書いたらしい…)。今回、音楽ステージの後にサプライズ、その後、火で餅を焼いて食べながらのフリーセッションもあったりしますので、楽器ご持参、大歓迎~。
世界の始まりのエネルギーをもたらしてくれる福丸の火
新しい生命への萌芽を促しながら
17:00~ 地元住民の福丸 点火(家に持ち帰り、灯明点火)
18:00~ イベント開始、挨拶、ライヴ演奏
マナナ(大和高原:私も参加)
あべひろえ(京都)
奈良ジャンベの会(奈良県各地)
19:00~ 福丸、燈火、点火、そして…!
舞姫と、笛吹童子ならぬ笛吹オカンが。。
21:00頃 終了
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